ベトナムのバイク事情

ベトナムに来てまず、最初に驚くのがバイクの数です。

朝早くから夜遅くまで、主要道路はどこもバイクで溢れかえっています。

こちらに来る前からバイクがたくさん走っているとは聞かされていましたが、想像を遥かに超える量です。

また、交通の手段だけでなく、トランスポーターとしても非常に重要な役目を果たしています。

軽トラで運んだ方が良いのでは?と思う様な建築用の資材や大型の冷蔵庫などなど。。。

日本ではまず、考えられない様な物を涼しい顔で運んでいます。

車の所有率がまだ、低いので、家族での移動も勿論バイクです。

 

お母さんが、まだ生後数ヶ月の赤ちゃんを大事そうに抱きかかえお父さんの運転するバイクで移動する家族はとても微笑ましく、逞しいです。

ただ、万が一、バイクがコケたらと思うとハラハラもしてしまいます。

一方通行の逆走や歩道走行などは日常茶飯事で、歩道を歩いていても、後ろから来たバイクにクラクションを鳴らされます。

 

ガソリンスタンドもあちこちにあり、利用者のほとんどはバイクです。

次から次にバイクが入ってくるので、端数が出て時間の掛かる満タン給油は誰もせずに、金額だけ伝えガソリンを入れて貰います。

 

私はHONDAのLEAD(恐らく125cc)に乗っていますが、50,000vnd(日本円で約250円)で満タンになります。

私はベトナム語が話せないのですが、店員さんに片手(指5本)を見せれば大丈夫です!

 

こちらに来ている駐在員さんが会社からバイクを禁止されていると良く聞きますが、こんなに可愛そうな事はありません。

郷に入っては何とか・・・ではありませんが、やはり、肌でこの国の文化を感じるにはバイクが必須です。

無茶な運転をしなければ大丈夫です!

 

ただ、バスは変な警告音を鳴らしながら、突っ込んでくるので、要注意ですよ。