ホーチミンの休日

ベトナムで車を所有する事は一般庶民からすると高嶺の花です。TOYOTAのカムリといえば、日本ではそんなに高級車と言うイメージはありませんが、ベトナムで購入するとなると、500~600万円以上します。

 

鉄道の整備が遅れているので、市民の日常の移動手段は圧倒的にバイクになります。

ベトナムで、さあ!今晩は家族4人揃って何か食べに行こうか?となると、1台のバイクに4人乗って、出かけます。お父さんが運転して、子供+子供+お母さんの順番でピッタリくっついて乗ります。

 

定員オーバーですが、この様な無茶乗りはベトナムでは日常茶飯事で、警察官の前を堂々と通っても捕まりません。

この、家族の愛情むき出しと言うか、丸見えで移動するバイクの様子が実は大好きです。

 

生まれたばかりの子供を大事そうに抱きかかえている若夫婦

 

運転しているお父さんの何倍重いのか?と言うお母さんを大事そうに乗せている老夫婦

 

ベトナムでは、建築関係の仕事をする女性も多いのでしょう。仲良く現場に向かう、カップル?夫婦も良く見かけます。作業着を来て、耳にはきれいなピアスをしている姿は一生懸命生きています!と言う感じでとても美しいです。

 

オードリー・ヘップバーングレゴリー・ペックと言えば・・・“ローマの休日”ですが、私はベトナムで彼女が出来たら、実現させたい夢がありました。

 

そう。。。スクーターの二人乗りです。

 

ホーチミンに来てから、ぴったりくっついて、バイクに乗るカップルを見ていて羨ましくて堪りませんでした。

 

その後、無事彼女も出来て(既に終了)デートの時に彼女と二人乗りで移動するのですが、それはそれは楽しかったですね。

 

さて、目下のところ、愛車HONDAのLEADのバックシートは空いたままです。何時になったら、乗せる女性が出来るか?楽しみです。