ホーチミンの夏空の下、おならについて考えてみる。

すーーーーっ

(俗に言う“すかしっぺ”の音)

 

腸内環境が良好だと、おならが出ないとか、おならが臭くないとか聞きます。

中学校の時の担任に浅田先生と言う、教師になりたての熱血先生がいました。

 

3年B組金八先生と全く時代が重なっているのですが、今、思い出しても、作り物のドラマに負けない位、バラエティに富んだ日々、充実した毎日でした。

その強烈な浅田先生なのですが、授業中にしょっちゅう“おなら”をします。

 

おならが出るタイミングで身体をくねらせ、お尻や額を手で叩き、音頭を取るので多感な中学生の男女は毎回“ドッカン”“ドッカン”大笑いです。 “俺は好きな時におならが出せる”と聞いて、“へーっ!”などと感心した記憶があります。

 

でも、今になって考えると、額や尻を叩くと、おならが出るのでなく、おならが出るタイミングで額や尻を叩いていたんだよな〜。

 

さて、先日、53歳になったのですが、若い頃と比較して、おならが良く出る様になった気がします。 加齢によるものなのか?ベトナムの食生活に原因があるのか?

 

独りで部屋にいる時は、遠慮なく、思いっきりおならをします。

 

今、使っているベッドは安っぽくて、振動を増幅する様なスプリングのマットレスです。なので、お尻がマットレスに付いた状態で思いっきりおならをすると、身体全体が“ぶぶぶぶっ”と振動します。※実は不快ではない。生きてる〜って感じ。。。

 

独りの時は何の問題も無いのですが、困るのは、彼女と一緒にいる時です。 出物腫れ物所嫌わずなどと言いますが、おならが私の気持ちを汲んでくれるはずなどありません。

あーっ!困った!参った!苦しい。。!と思う瞬間。。

1)彼女を後ろに乗せて、バイクに乗っている時

今の彼女は私を後ろに乗せて運転してくれるので、安心して?おならをする事が出来ます。尻の穴から出た気体は期待通りに、バイクの後方へと漂っていきます。

 

問題は私が運転をしている時です。おならをすれば、必然的にバイクの進行方向とは逆の方、すなわち、後部座席の彼女の方へのおならは移動します。信号待ちでおならをすると、おならはほぼ垂直に上がってしまい、彼女の鼻腔に一直線です。

走っている最中、それも、出来るだけ高速で走っている時に“すかす”事にしています。 ※少しだけ、身体を左に傾け、おならの気道を確保する。幸い、おならが出る回数が増えましたが、さほど、臭くないのです。

2)彼女と寝ている時。。

おならの前にこのタイトルを見て、何をやってんだ!とお叱りのコメントを頂きそうですが、ここでは、一緒に寝ているシチュエーションは無視して、おならをメインにお読みください。

 

ベッドで彼女と寝ている時に、おならをしたくなるのが一番辛い!とりあえずは、ぐっと堪える。尻の穴に力を入れ、芳しい気体が空気中に放出されない様に我慢をする。

 

意識がある時はまだ、良いのです。なぜなら、肛門に力を入れ続ける事が出来る。ただ、ウトウトしてしまった時に“ぷっ”と出てしまう時がある。

実は、先日、“ぷっ”とやってしまった。

 

彼女が寝たのを確かめてから、静か〜に、おならをしましょう!

ここで、注意!

1枚の毛布で寝ていたりすると、私の肛門から出たおならは、毛布の隙間を移動して高濃度のまま、彼女の首のあたりから空気中に放出されてしまう。これでは、昔よくやった“にぎりっぺ”と大して変わらない。

 

ではどうすれば良いか?いちいち、説明をする必要も無いのですが、おもむろに尻だけ毛布から出し、手で肛門が振動しない様に(音がしない)押さえて、“すーっ”とすかす。

 

締めに臭って来そうな、私の大好きな都々逸を

「かわいそうだよ ズボンのおなら 右と左に泣き別れ」