仕事とか執筆活動って言われると少し、こそばゆくなる。

少しでも勉強になれば。。と、色々なプロの方達のブログを見る様にしている。

 

プロである彼らは、ブログを書くことで生計が成り立っているので、表現としては正しいと思うのですが、“ブログを書く行為”を「仕事」とか「執筆活動」って書かれると読んでいる私として少しこそばゆく感じます。

キーボードを叩き、ブログを書くことにより、収益が発生する=仕事・執筆活動 な〜んにも間違っていません。でも、ちょっと。。。

 

どれくらい、こそばゆいか?恥ずかしいか?というとこの位。。。

ここは山間にある、小さな小学校。。。 各学年10人くらいしか生徒がいません。 小学3年生の内田良子先生が、出席を確認した後に、生徒達にこう話しました。

“さあ、今日から皆さんに新しいお友達が出来ます”

“わーっ”と歓声をあげ、騒ぎ始める子どもたち

“はい。はい。皆さん、静かにしましょうね”

先生は廊下側の扉に向い優しく話しかける

“たちばなクン 入りなさい”

ガラガラと音を立て木製の引き戸が開き、橘澄人クンが顔を覗かせる。

 

この辺りでは滅多にいないオカッパ頭に黒フチのメガネ、ホッペは真っ白でツルツルである。 田舎では七五三の時くらいにしか着ない(そもそも町の洋品店では売っていない)白い襟付きのシャツ 紺色の半ズボン(短パンでなく半ズボン)にサスペンダー ズボンと同じ色のハイソックスは膝の下まできっちりと上がっている。

教壇に上り先生の横に立つ。

「はい。たちばなクン、皆さんに挨拶をしましょうか」

たちばなクンは右手の人差し指でメガネをちょっと上げると口を開いた。

 

〝みなさん、ボクの名前は、たちば・・・〝

 

ここで、ガキンチョ達が一気に歓声を上げる。

〝こいつ、自分の事をボクだってよ〜〝

前の晩から、一生懸命挨拶を練習した橘くんだったが、恥ずかしくて顔が 真っ赤なってしまった。

 

・・・と、これくらい恥ずかしいのだ。(随分と長い説明になってしまった)

 

私はプロでは無いので、仕事でも執筆活動でもない。

 

何となく言葉を並べるのが好きなだけ。

 

さて、今日も遅いので執筆活動を止めて家に帰るとしましょう。