English man in New York in HCMってなんだ!

街中で聞こえるクラクションの量でその国の民度が分かると、何かで読んだ事があります。 大分慣れましたが、ホーチミンはメチャクチャ煩いと言うかやかましい。

プノンペンに行く、バスなんて、ほとんど鳴らしっぱなしで運転しています。

 

歩道を走っていても、容赦なく、クラクションを鳴らされます。 車道を走っているバイクではありませんよ。歩道を爆走して、歩行者に対して平気で“邪魔だ!”クラクションを鳴らすのです。 これには、当初、頭に来て、ラリアートでバイクを倒してやろうと思いましたが、私は外国に住んでいるのです。 このルールには従わなくてはいけませんね。 諦めました。。。

 

バイクに乗っている人を見ると、大半の人の左手の親指は、クラクションに掛かっているのです。 まず、鳴らす事を前提に運転をしています。これでは煩いはずですね。

ただ、自分でもホーチミンでバイクを運転してみると、危険回避の為、自分の存在を知らせる為に鳴らしている事が分かります。

 

私も、2度大きな接触事故を起こし、一度は鎖骨を折り、入院しました。細かな事故は数えきれず。。。 ヒヤッとする前に、クラクションを鳴らしていたらな・・・と思う時があります。

 

でも、出来る限り鳴らさないのです。

ホーチミンに来て、約2年弱経ちますが、合計10回も鳴らしていないと思います。

 

今の若い人はどうか?分かりませんが、私が子供の頃は“余計な音を立てない”と教わりました。 空手の稽古の時でもそうですね。武道も基本はドタバタ歩かない、運足はすり足です。

 

確か、男はつらいよの第25作 寅次郎あじさいの恋の中でも、陶芸家の弟子に扮する柄本明さんが、静かにしなさい!と叱られるシーンがあります。

ちょっと違うかもしれませんが、STINGのヒット曲で、ENGLISH MAN NEWYORKの中でも、似たようなフレーズがあります。英国人はニューヨークに行っても、珈琲を飲まずに、紅茶を飲むのです。

日本人はホーチミンに行っても、バイクのクラクションは鳴らさないのです。