これを読めば安心!ベトナムでバイクの乗り方実践編。バイクに乗らなきゃダメダメ!

今朝の起床は午前6時過ぎ。 昨晩は午後10時には寝てしまったので、睡眠時間は十分で絶好調のスタートです。

明日、明後日とベトナム人の友達が彼の田舎に連れてってくれると言うので、洗濯物を片付けてしまいます。

早朝の時間帯は共同利用の洗濯機も使っている人がいません。

“洗濯終了まで42分”と表示されたので、朝ごはんを食べに行ってしまいましょう。

何時もは、アパートから徒歩圏内の3件のレストランをグルグルと回っているのですが、今日は久しぶりにバインダークアを食べにきました。 個人的な感想ですが、フォーやフーティウのシンプルな味付けのスープ、具材に対して、バインダークアは凝った麺料理の様な気がします。 カレーにハンバーグ、とんかつが好きなお子様はフォーやフーティウ、伽羅蕗やサンマのワタに美味しさを感じる大人にはバインダークアがお勧めでしょうか。

おすすめのバインダークア

 

▼シャコに海老、きくらげ?、練り物、肉の香草で包み

このお店はアパートからバイクで3分程度です。

 

以前は、徒歩でもウロウロとしていたエリアなのですが、ベトナムでは歩行者が絶対的に弱者なので、バイクや車にやかましくクラクションを鳴らされると、段々と歩くのが嫌になってしまいます。

 

・・・と言う事で、ベトナムにある程度の期間、滞在するのであれば、絶対にバイクに乗った方が良いです。 ベトナムを肌で感じて楽しむことができます。

 

正直、免許証は無くても大丈夫です。(ただ、事故を起こしたり、警察に捕まらない事が大前提です) バイクは中古も多数出回っていますが、不安な人は新車を購入した方が良いでしょう。

 

さて乗ってみましょう!

・右側通行

日本と違い、右側通行です。 車の場合、右左折の際に違和感を感じると思いますが、バイクの場合はあまり意識しなくても大丈夫です。 私もこの記事を書きながら、“あれっ?日本って左側通行だったっけ?”と検索してしまいました。

片側に複数車線がある場合、基本的に一番右側(歩道側)がバイクのレーンです。 と言ってもルールは極端にゆるいので、車のレーンを走行していても大丈夫です。

 

ヘルメット

基本的にはヘルメット装着が義務です。 ・・・と言っても、ノーヘルで乗っている人数知れず。。。

メッシュの自転車用、工事用ヘルメットまで何でもありです。

 

お巡りさんの前を堂々とノーヘルで通り過ぎても、捕まっている様子を見たことがありません。 もっとも、数が多すぎて、全員捕まえる事は不可能です。

ヘルメットは謎の?“Andesヘルメット”のシェアが圧倒的です。 街中でAndesのショップも多数あります。

でも、このロゴマークって、“世界のAr●iヘルメット”そっくりですね。

世界中のトップドライバーに愛される、Araiヘルメットですが、ベトナムでかぶっていたら、“や〜い!Andesのニセモノ〜”と後ろ指さされてしまうのでしょうね。

 

私のヘルメットですが、確か7,500円位だった様な気がします。

一番、デザインが良いのを買いました。内装部分を外す事ができて、洗えたりと見た目は比較的しっかりしています。 ※恐らくハンマーで叩いたら真っ二つになると思いますが。

 

一般的に被られているヘルメットは成形されている、プラスティックのみで、発泡スチロールも何もありません。 子供のおもちゃレベルなのです。

ノベルティーでプレゼントしてくれたりします。 街中のローカルショップで買っても数百円です。

 

これらのヘルメットは転倒時にこれっぽっちも、頭を守ってくれませんね。 これも、バイクに乗って初めて分かる“万が一の事は考えない”国民性です。

お金とスーツケースに隙間がある方は“Arai”や“SHOEI”などのヘルメットを日本で買ってきましょう。

安全運転

日本と一番異なるのは、車両の大きさが優先順位に比例すると言う事です。 歩行者の扱いなんて酷いもんです。

 

横断歩道をお年寄りが歩いていたって、容赦なく、クラクションを鳴らします。 そんなもん、鳴らさなくたって、減速してお年寄りの“後ろ側”を通り過ぎてあげれば良いものを。。。

路上の“砂”や“砂利”にも気をつけましょう。 土砂運搬のダンプが落としたのか?大量の砂利が落ちている事が多いです。 コーナーを曲がる時は十分に減速して、バイクを起こした状態で進みましょう。

私は何度もヒヤッ!としました。

 

陸の王者トレーラー

これは、日本では見ることが出来ない巨大なクラスで、格好良いです。 シルベスター・スタローンがアームレスリングの試合に行く時に乗っている様な、“あめりか!”って言う超大型車です。 この巨体は市内ではカーブを曲がりきれないので、幹線道路でしか見ることは出来ません。

一番の曲者“循環バス”

コイツが私の宿敵です。 最近ではすっかり、マナーの良くなった日本のバスを想像していると、その傍若無人ぶりに驚きます。 宇宙船の様な専用クラクションを鳴らしながら、突っ込んできます。 交差点でも、ブレーキを掛けずに無理やり合流してきます。

ベトナム人は、“これが当たり前”なので、バスに道を譲ります。

 

戦いを挑んで何度、下敷きなりそうになったか。。。

並走していると、本当に危ないので、私の場合は一気にアクセルを吹かし、バスの前に出ることにしています。 私は一度、コイツに負けて派手に転倒しました。

 

友人が運転している、ちょっとグレードの高いカローラが500万円ですから、月収2〜3万円の一般人には高嶺の花です。 ただ、運転の下手くそなドライバーが多い。。。

それに、超自分勝手です。

道に迷ったりすると、平気で道路の真ん中で止まり、スマホで確認したりしています。 いきなり車線変更したりするので、バス同様に、並走しない様にしています。

ベトナムに来て、最初の事故は四駆に突っ込みました。 鎖骨を折り、入院〜手術をするハメになったので、くれぐれも、勝負は挑まない様にしましょう。

 

バイク

タンスから、工事用の長〜い鉄パイプなど、何から何までバイクで運んでしまうので、走っていて思わず吹き出してしまう事が多々あります。 一家全員(4人乗り)も当たり前です。 バイクも運転がヘタな人が多い。。。 ※2度も大きな事故を起こしている私が言うのもなんですが。

 

例えば、20m先に信号があり、“赤”に変わるまでのカウントダウンの数字が“10”だったとします。 (ベトナムのカウントは日本より、早く進む) 私だったら、アクセルを吹かし、赤に変わる前に通り過ぎるか?アクセルを戻し、惰性で走り、減速した状態で止まります。 ベトナムの人は(全員ではない)加速も減速もせずに、交差点手前でブレーキをかける人が多い。 この緩急に乏しい行動もベトナムの国民性だと思っています。

仕事に例えてみましょう。 今日の就業時間は残り30分です。 自分で決めたノルマが終わるどうか?微妙です。 私だったら、一気にラストスパートして終わらせるか?無理をせずに、明日にまわして、片付け始めるか?だと思うのですが、これまで一緒に仕事をしてきた、ベトナム人の多くは、同じペースで仕事をし続けて、ほんの“ちょっと”だけ残ってしまう。 ベトナム人には、“この手”の人が多い様な気がします。

 

一人で運転をすると、ガソリンスタンドにも行かなくてはなりませんね。 私はHONDAのLEADに乗っているのですが、メーターがEmptyになる少し手前で給油する様にしています。 バイクによって、異なりますが、LEADの場合は50,000VND(約250円)分、給油すると丁度良いのです。 ベトナム語を話す事が出来ないでの、GSのお兄ちゃんには、片手を広げて見せれば(指5本)大丈夫です。

 

お巡りさん

街中には、交通整理や取締の為に結構な数のお巡りさんがいます。 先程も書きましたが、ノーヘルや4人乗りでお巡りさんの眼の前を平気で通過する人もいます。 かと思うと捕まって切符を切られている人もいます。

正直、何をどうすると、捕まるのか?分かりません。

私は、以前、四輪車のレーンをかっ飛ばしていて、道路に立っていたお巡りさんに肩を叩かれた事があります。 走っている時、50mほど前にお巡りさんの姿が見えたのですが、もう、間に合いません。 肩を叩いたのは、“止まれ!”と言う意味だったと思うのですが、アクセルを吹かして逃げました。

万が一捕まっても、“袖の下”でどうにでもなるらしいのですが、あまり、お近づきにはなりたくありませんね。 私は、お巡りさんの姿が見えたら、他のバイクの影に隠れて、通り過ぎるようにしています。

 

スコール

雨季のこの時期は、突然、嵐の様なスコールに会う時があります。 なので、雨具は必須です。

一瞬で、ずぶ濡れになります。

ホーチミンっ子は何となく、空が暗くなり、冷たい湿った風が吹き始めると、まだ、振り始めていなくても、バイクを路肩に停めて、雨具を着ます。 この様子をみたら、早めに着るのが正解です。

毎日の事なので、“嫌だなー”なんて、思ったら損ですよ。 私は壮大な地球規模のアトラクションだ!と思い、楽しんでいます。

・・・と色々と書きましたが、ベトナム人に混じってバイクに乗ることにより、見えてくるものが沢山あります。 危険もありますが、交通の流れに乗って、私の様な無茶をしなければ大丈夫です。

さあ!バイクに乗りましょう!