夜中にYouTubeを見ていたら、空手熱がムラムラと。。。よし!ハノイに行こう!

スーツケースの中には、空手着と黒帯が入っています。

そうなのです。。。一応、空手の有段者と言うことになっております。

空手を初めたのは、確か、15年位前だろうか?

当時、家族3人で埼玉県に住んでいたのですが、小学生低学年だった息子に何かしら武道を習わせたいと思い、「市の広報誌」に空手教室を見つけました。 ある大きな空手団体が地元の小学校、中学校を借りて、土日で稽古をしています。

早速、見学・体験に行ったのですが、「オヤジも靴下を脱いで一緒にやっていけ」と言う事で、生まれて初めて空手の稽古に参加をしました。

 

イッパツでハマりましたね〜。

 

流派や会派により指導方法は様々ですが、空手の稽古は「鍛錬」と言う言葉が似合う、突きと蹴りの基本を延々と繰り返します。 テニスでもサッカーでも、サボっていると一発でバレますね。

 

でも、空手で突きや蹴りの稽古をしている時、辛そうな顔をして声を出していれば、手加減をする事が出来ます。 なので、突き、蹴りの1本、1本が自分との戦いなのですね。

 

毎回の稽古が真剣勝負になってくると、稽古が面白くてたまりません。 私が通っていた道場は、土曜日の夜と日曜日の朝に稽古があるのですが、待ち遠しくてたまりません。 言葉が正しいか?分かりませんが、武道は大人の娯楽だと思っています。

 

肝心の息子ですが、嫌で堪らない様です。 自宅から体育館まで、二人、自転車で移動するのですが、行く途中にべそをかく事もありました。

 

ざっくり分けて空手には2種類あります。 当てない空手と当てる空手です。 当てる空手(直接打撃)は極真空手に代表されます。 当てない空手(寸止め空手)は伝統空手などと呼ばれています。

 

私が稽古をしていたのは、伝統空手です。 伝統空手の中でも世界で一番大きな会派の松濤館流です。

 

稽古が大好きだった私は、カミさんに叱られながら、風邪をひいて熱があっても参加していました。 昇級審査もトントン拍子でクリアして、有段者になる事が出来ました。 息子も私より遅れましたが、小学校6年生の時に黒帯になりました。

 

その後、知り合った他の会派の強化部の手伝いをしましたが、実は、ここ数年空手着に袖を通していません。 私の師匠曰く、空手は毎日稽古をしないと、「空手をやっている」事になりません。

 

ブルーライト不眠症の原因と分かっているのですが、ついつい、寝る前にiPadに手が伸びてしまいます。 ここ数日、YouTubeで空手の動画ばかり見ています。

「カッコイイね〜」

稽古がしたくてウズウズしてきました。

 

でも、実はホーチミンにはあまり空手道場がありません。 ベトナムでは、テコンドーに押されてしまっているのです。

 

以前、手伝っていた空手倶楽部の指導員仲間で「岡村くん」がいるのですが、彼から、ハノイの空手道場に関して情報を貰いました。 彼は、海外青年協力隊の一員として、2年間ハノイで空手の指導をしていた経験があります。

 

沖縄空手の重鎮がハノイにいるらしいのです。 沖縄空手は、私が稽古をした伝統空手とも、全く違うのです。

武器を使ったり、鍛錬の方法も異なります。 なんでも先生の道場には1000人規模の生徒がいるとか。。。凄い!

 

さて、ハノイに行きたくなってきました。 岡村くんに紹介をして貰えば、先生の道場で稽古をする事が出来ます。

 

ただ、運動不足のこの身体。。いきなり行ったら、身体がバラバラになってしまいます。 せめて、突き、蹴りの稽古の稽古をして、足腰を鍛えなくてはいけません。

 

いつから行こうかな。。。