強い抑圧から開放された時の快感は爆発的なのです。

昭和生まれの私としては「爆発」と言う言葉を聞くと・・・岡本太郎さん」です。

 

子供心に目玉がギョロギョロした、変なオジサン。。。程度のイメージしか無かったのですが、世界的なアーチストです。

 

後年、ロバート・キャパのパートナーだったゲルダ・タロー“タロー”岡本太郎さんの名前が由来という事を知りました。

 

大阪万博で見た、 太陽の塔は今でも鮮明に目に焼き付いています。 巨大なアート作品と言うより、岡本太郎さんの「魂」そのもので、とても怖かったです。

 

岡本太郎さんのメガトン級の爆発からすると、湿った線香花火程度なのですが、私にも「ウワーーーッ!」と言う時があります。

グーッと我慢していた事から一気に解き放たれると、とても幸せな開放感に包まれるのです。

 

私の頭で思いつく限り・・・

・サッカーの試合が終わった後、ソックスを下ろしすね当てを外した時の様な

・サウナで「ヤバイヤバイ・・・」と10分間我慢して、水風呂に飛び込んだ時の様な

 

何しろ脳みそがトロケて、耳から出てくる様な気持ちよさなのです。

 

昨日は、心身ともに今ひとつノリの悪い日でした。 どうも、頭の中に靄がかかっているのです。

午後6時から、日本語を教える授業1時間☓3連チャンがあります。 始まったら、3時間一瞬たりとも気を抜くことができないのです。

 

う〜ん。。今日は辛いな〜〜。

でも一生懸命な生徒さんの為に120%で望まなくてはいけません。

 

始まる前に、「ヨッシャ」と掛け声ひとつ!

特に、1コマ、マン・ツー・マンも特別授業があるのです。

この生徒さんは41歳の女性なのですが、日本語検定1級を持っているツワモノなのです。 前回の授業は「日本の少子高齢化だったのですが、予習をしてしまいました。 幸い、日本にいる時に高齢者施設で働いていた経験があるので、彼女では知りえない経験談をして切り抜けました。

 

今回のテーマは「面接」です。

 

1時間の授業の中で、私が面接官になり、彼女と会話をするシーンがあるのですが、彼女から「この会社の社会的な役割は?」とか「利益の追求だけでなく、現代の企業は社会貢献も必要ですね?」なんて、逆に質問されたらどうしょうしょう・・・なのです。

 

富士急ハイランドのドドンパに匹敵する、ドキドキの1時間が終わりました。

時間は午後9時です。

 

「は〜〜〜っ」終わった。。。

 

なんと言う開放感、充実感なのでしょうか。 ドドンパを1時間乗り続けてもこんな気持にはなれません。

 

・・・・と、ここまでが、昨晩の緊張から開放されたお話なのです。

・・・・時は少々流れ、今日は午前5時に目が覚めました。

 

今日は、夜に1本授業があるだけなのです!

日本語を教えるアルバイトをしなくては収入が無くなり、干上がってしまうのですが、授業がないとホッとしますね。

冷たいシャワーを浴びて、シャキッとしたあと、ゆっくりと豆を挽き何時もより丁寧に珈琲を淹れます。 今日は何の映画を見ようか?アマゾンプライムを眺めます。

 

6時30分を過ぎると、レストランがチラホラと開き始めます。

 

例によって、お馴染みの店なのですが、今日は違う物を食べてみましょう。

 

▼Bo Kho

ベトナム版のビーフシチューです。 牛肉のかたまりがゴロゴロ入っています。人参も旨い!

これをフランスパンと一緒に食べるのです。 早朝という事もあり、店内も空いていて、のんびり道行くバイクを眺めながら食事を楽しみます。 35000円(約175円)です。

 

普段はこれだけで十分なのですが、ガーさんからもう少し体重を増やす様に言われているのです。 店の向かいにある、バインミーを1本買って帰りましょうかね。

バインミーは色々な種類があるのですが、私は、揚げた練り物が挟まったシンプルなタイプが一番好きです。 10000VND(約50円)安い!

午前中に親友のAuくんの家に行ってみましょう。 乾季に入ったホーチミンは今日も素晴らしい快晴なのでした。