実習生にも色々な事情があるのです。十人十色の技能実習生模様。

私が働いているTHUAN AN KYOTOには、現在実習生が300人以上います。 これだけいると、本当に色々な人がいます。 顔つきや背格好は勿論なのですが、生まれた場所もバラバラです。 ベトナムは広いですからね〜

 

ベトナムは50以上の民族が共存していますが、キン族が90%以上を占めています。 でも、実習生を一人ひとり見ると、実に色々な顔つきがあります。

BLUE NOTE TOKYOで歌ってた?と言うJAZZ顔の先生

 

猪を撃たせたらベトナム一番!と言う浅黒く逞しい男性

 

この女性の子供は幸せだろうな〜と言うベトナム版の肝っ玉母さん

 

18歳の可愛らしい女の子から、酒やけした?と言う36歳のおとっつあん

 

人と接する仕事と言うのは、楽しいのです。 色々と気苦労は多いですが、私は性に合っているかもしれません。

 

昨日のBlogでも少し書きましたが、授業の見学中に停電になり、急遽、代理で会話チェックの授業をしたのです。 既に勉強した範囲の中から、次々と質問をします。

 

ある会話で、クラスの中に夫婦がいることが分かりました。

ご主人はドゥック・トさんと言い、デッカイ身体をしているので、一見、厳ついのですがとても笑顔が清々しいのです。 それに、彼はエアコンが止まった教室内で私が暑いだろうと、1時間近く、教室を歩き回る私の後をついて団扇で扇いでくれたのです。 私だって、当然、断りましたよ。でも、いーからいーから。。と扇ぎ続けてくれたのです。

 

奥さんのゴアンさんがまあ、可愛い事。。。可愛い事。。。

 

二人が夫婦と分かった途端に、悔しさ紛れにご主人の頭を「ペチペチ」叩いてしまいましたよ。 夫婦揃って、日本で働いてくれるなんて、本当に嬉しいですね。

二人には、何と子供もいるのです! ここでまた、頭を「ペチペチ」

4歳の娘と2歳の息子です。 この二人から生まれた子供はさぞかし可愛いでしょうね〜 明日、写真を見せて貰いましょうね。

 

ご主人は来年の1月、奥様は今年の12月、日本に行きます。 期間は3年間です。

 

二人の子供はご両親が見てくれるらしいのですが、帰国した時には、7歳と5歳です。 手はかかりますが、一番可愛い盛りを見ることが出来ないのが気の毒です。 まあ、昔と違って今はスマホで毎日、お互いの顔を見ることが出来ますね。

 

身近な例で言うとガーさんだって、二人の可愛い娘を国に残して宮崎県で働いています。

 

つくづく、色々な事情を抱えつつ日本に行くのだな〜と思います。 日本での3年間、仕事は大変かもしれませんが、楽しい思い出もたくさん作って、子供にお土産をたくさん買って元気に帰国して欲しいのです。