何度でも書いてしまおう!とうとう、私には恐れる物が無くなった。

人間は老い、子孫を残し、次の世代にバトンタッチして死んでいく。 若い時は、人間の一生が一瞬で終わってしまう事を知らない。

50歳半ばを過ぎ、オシッコのキレが悪くなり、スマホの小さな文字が見にくくなり、おまけに毎朝、テントを張る回数が減ると、いつの間にか下を向いて歩くことが多くなってくる。

日本で暮らしていた、3年3ヶ月前は、見えない将来に不安を抱え、俯いて六本木の街を歩いていた。 暇になるのが怖くて、早朝から夜中まで仕事を掛け持ちしていた。

 

でも、ベトナムに来てからは前を向いて歩くようになった。 何故って、しっかり周りを確認しないと、バイクに轢かれてしまうからね。

 

それでも、根本は変わりませんでした。 貯金や家がある訳ではないし、この先65歳になったって年金も出ません。

後先考えずに外国に来てしまいましたからね。

 

でも、コブ付きの再婚をする事によって、全てが変わります。

 

一般的に「コブ付き」と言うとネガティブなイメージが先行しますが、私にとっては、50円アイスのくじで、ASTON MARTINが当たった位の衝撃なのです。

 

いきなり可愛い2人の娘の父親になります。 お姉ちゃんは将来、留学したいそうです。 妹は9月に小学校へ入学したばかりです。

 

54歳にして、キラキラと輝く若い2人の人生に深く関わることが出来ます。 未来ある子どもたちの成長ほど、素晴らしい事はありません。

 

娘達の事ばかり書くと、毎回ブログをチェックしているガーさんに叱られてしまいます。

 

そもそも、2人の娘の母親であるガーさんは、亡くなったご主人の代わりに日本で3年間も働き家族を支えています。 この苦労は報われなくてはいけません。 まずは、この人を幸せにしなくてはいけません。

 

自分が「二の次」になると、何も怖いものが無くなります。 特別、欲しい物も無い。 でもこの2つだけ↓欲しい

・体力の維持にベンチプレス。 ・ボケ防止にEpiphoneで良いので335。

 

給料は全部ガーさんに渡して管理してもらう。 突然、ポックリ逝ってしまう可能性もあるので、キャッシュカードやPCのパスワードも渡します。 ※↑ここを読んで「ベトナム人女性に騙されている」と思った貴方・・・正直言って、気の毒です。 先ずは人を信じる。万が一の事があったって、騙された方が悪い。 それに、全部持って行かれたって、命まで取られるわけではありません。 自分に一本、芯が通っていれば、簡単にリカバリー出来ます。

 

昨日のブログにも書きましたが、クリスマスに娘たちがハノイにやってきます。 ガーさんと二人の娘にクリスマスプレゼントを買いましょうね。

私は何も要らない。 何か買ってくれると言ったら、靴下位かな。。。

 

クリスマスで一番の楽しみは家族4人、記念写真を撮ることです。 昨晩は、この記念写真を想像していて眠れなくなってしまいました。

 

何を食べようかな?

初めてのハノイ 初めての都会を見て、二人の娘たちは何を感じるのでしょうか?

 

こう考えると、まだ、20年ぐらいは現役バリバリで頑張らなくてはいけません。 朝、時々は頑張ってテントを張らなくてはいけません。