ウチの学校で、両津勘吉発見!実習生をイジる日本人なのです。

THUAN AN KYOTOは一日に8時間以上勉強を教えています。 おまけに全寮制なので、実習生は朝から晩まで厳しく管理されています。 私の授業は、出来るだけリラックスしてネイティブの発音を聞いて貰い、そして最近は笑いを取る様にしています。

日本では限りなく目立たぬような生き方をしてきましたが、実習生の為には身体だって張ってしまいます。 授業では一度に5人〜の実習生を相手をするので、彼ら一人ひとりの日本語レベルを把握しておく事が必須です。

 

日本語習熟度が低い実習生に難しい質問をしてしまうと、答えられず自信を無くすだけでなく、時間も無駄にしてしまいます。 簡単過ぎる質問も時間の無駄です。

答えることが出来るかな〜と言うギリギリの質問をします。

全ての実習生の人格を尊重し、「出来の悪い」実習生ほど気に掛ける様にしています。

 

日本やナマの日本人を知らない彼ら達にとって、私はニッポン代表の様な立場なので、学校では気を抜くことも出来ませんね。

 

授業を盛り上げる為、キャパがありユーモアが通じそうな実習生はイジります。 大抵の実習生は、個人的な質問をされたり、ガイコクジンからイジられ嬉しそうにしてくれます。

 

さて今日の授業でアニメキャラクターを発見してしまいました。 日本人だったら、誰でも知っている全国区のアイドルです。

 

紹介しましょう。 ベトナム両津勘吉です。そう、こち亀の主人公ですね。

 

秋本治さんは、海を超えて、彼をモデルにしたとしか思えないそっくり度だと思います。

 

ナヨナヨ男子が多い今の日本でこんなに立派な眉毛をした「男」はいません。 彼こそ、日本男児なのです!

 

彼には一発芸を教えてあげようと思います。

自己紹介の時・・・

「私は葛飾区から来た、両津勘吉です!」

でも、もしスベったら可愛そうです。

 

この両さんだって、数ヶ月前から、知っているのですよ。 ただ、入学したばかりの時は、コミュニケーションが取れないし、両さんだってスキンヘッドのガイコクジンに対して警戒をしています。 最近は、廊下ですれ違っても会話が出来る仲になったので、今日、登場して貰った訳です。

 

両さんの本名は「タイン」さんです。 授業中、いつもニコニコと明るく、努力家です。

私が話している時は、聞き逃すまい!と身を乗り出してくるのですが、その都度、どうしてもこち亀を思い出してしまい、笑いを堪えてしまいます。

 

日本の受入企業の方々、ベトナム両津勘吉をどうぞ、宜しくお願いします。