4度目のテトです。今回はガーさんと一緒に、ガーさんの家に行く予定なのです。

ベトナムでは旧正月が近づいて来ました。

祝祭日が少ないこの国にとって、大型連休である「テト」は国を揚げての一大イベントです。

国中が浮足立ちます。

国民が一斉に大移動するので、それなりの経済効果もあると思うのですが、テト前後の「仕事が手についてない感」も半端ではありません。

個人的には損失の方が圧倒的に大きいのでは?と思ってしまいます。

ベトナムで迎えるテトも今回で4回目です。

 

2回は、ホーチミンで過ごしました。 私は1区の日本人街に住んでいましたが、モノの見事に殆どの店舗のシャッターが閉まってしまいます。

 

ただ、私がホーチミンに来た時は既に、コンビニが相当数あったので、食料難民にはなりませんでした。 コンビニはテト期間でも、営業しています。 でも、レストランは全滅です。 1軒も開いていません。

 

普段はバイクと車でごった返す、レタントン通りでさえ、ガラガラになります。

 

昨年はホーチミンに住んでいましたが、ガーさんに会う為に、タンソンニャット国際空港からドンホイ空港まで飛行機に乗りました。 これがガーさんとの初対面でした。

日本語の先生と生徒と言う関係で知り合い、Messengerでやりとりを続けました。 当時のメッセージを見ても、釈然としないのですが、私から誘ってはいませんね。

 

ガーさんからの「誰か良い友だちを紹介してあげる」と言うメッセージだって残っています。 いつの間にか「そういった間柄」になり、先ずは、実際に一度会わないとね。。。と言う運びになりました。

 

ガーさんはPCのモニターを通じて、「動いている私」を見ていますが、私はガーさんのちっぽけな写真しか見たことがありません。

でも、ドンホイ空港から、外に出た時にガーさんの顔は直ぐに分かりました。

 

あれから、もう1年経つのですね。 その間にも二人の間には色々な事はありました。

 

今年はハノイでテトを迎えます。 それも、一人ではないのですね。

 

ガーさんと一緒です。 ベトナム人のパートナーを持つ者の宿命として彼女の実家を尋ねなくてはいけません。 今は、ガーさんはテトの準備で帰省中ですが、テトの少し前に一旦ハノイに戻り、一緒に田舎へ帰ります。

お父さん、お母さんとは一度会っていますが、今回は結婚が視野に入っていますからね。 俗に言う「お父さん、お母さん。娘さんとの結婚をお許しください」という場面があるのでしょうか?

 

ありません! ベトナム語全然話すことが出来ませんから。

 

お父さん、お母さんだけで無く14歳になる、長女のティーちゃんも我々の結婚には賛成してくれている様です。

 

何日間滞在するのか知りませんが、長すぎるとこれは結構キツイ。。。。 完全なアウエーですからね。

 

かと言って、大切なテトにワガママを良い、早々に引き上げる訳にもいきません。

 

二人の娘と、親戚が集まる実家を抜け出そうと思っています。 二人と散歩や買い物に出かけたら楽しいと思うのです。

 

それに、今年はガーさんと一緒にガーさんの実家を訪ねます。 ※このガーさんはガーさんでは無いのです。。。

 

THUAN AN KYOTOの実習生はベトナムの各地から集まっていますが、ガーさんの実家であるクワンビンからも結構な人数の実習生が来ています。

 

その中で、とても真面目な女性がいますが、彼女もガーさんと言います。 ベトナムに来て、何人のガーさんと出会ったことでしょうか。

授業中のフトした会話がきっかけで、彼女の実家を訪ねる事になったのです。 ベトナム人はとても丁寧に来客をもてなしてくれます。

 

彼女の住所も教えて貰いましたが、ガーさんの実家からさほど遠くないそうです。 バイクの二人乗りで行くつもりなのです。

 

何かお土産も持って行かなくてはいけませんね。 彼女の実家からしたら、「学校の先生」がやってくるわけです。 ※一応、学校の先生ですからね。

 

過去のテトは時間つぶしに苦労しましたが、今年は一転してとても忙しい旧正月になりそうです。