ガーさんと新年会。そしてバイクを買って貰っちゃった
ホーチミンの1区に住んでいた時は、日本人街だったので和食がメインでした。 ラーメン、とんかつ、カレーにもつ鍋。。。 そこそこ、美味しい料理を作る食べる事が出来ます。
ただ、高い!
エンゲル係数は半端ではありませんでした。
ハノイに来てからも、週に1度はバイクに乗って和食を食べに行っていました。 でも、約2月ヶ月程、日本料理とはご無沙汰しています。
私一人ではワンパターンになってしまうベトナム料理もガーさんがいれば色々な店を教えてくれるのです。
それに、ガーさん自身美味しい料理を作ってくれます。
昨日、新年会という事で、ひっさしぶりに、日本料理を食べに出掛けました。 Googleマップの履歴を見る限り2ヶ月ぶりだそうです。 2人乗りをして出掛けたのは、千房お好み焼きです。
実は日本にあるお店には行った事がなく、ハノイで知りました。
私はワンパターンで刺身定食、ガーさんはすき焼き定食。
今、思ったのですが、この『定食』という単語は日本らしい郷愁がありますね。 田舎の駅前にある、寅さんが入る様な「めし屋」に入りたいね。
麻婆豆腐とチーズとん平焼きもオーダーしました。
孤独のグルメを見るようになって、ぶっかけ飯が堪りません。
さあ、そろそろ料理が出てくるかな。。。と言うタイミングで、刺身定食の『マグロ』が無いとのことです。 日本人の私はマグロが食べたくて刺身定食にしたのです! 激しく狼狽えながらも平然と『大丈夫』と言い。
結局、サーモンになってしまったのです。 この残念度は普段刺身を食べない、ベトナムの人達には分からないでしょうね。
夏の暑い盛り、夕方から水分断ちして、ビアホールにに駆け込むも、本日は生ビール売り切れで、日本酒だけで〜す。と言われてしまった位、大大ショックなのです!
刺身はこの寂しさです。
ガーさんは、突然、すき焼き定食の生卵を鉄板の上で焼き始めます。 ベトナムの人達は生で食べませんからね。
結局、私は刺身定食目玉焼き付きになりました。
ここ最近、胃の具合が悪いのです。 逆流性食道炎ですね。
時々、寝ていて胃が痛く我慢できなくなります。 身体を起こすと楽になります。
この状態では、美味しい物をワシワシと食う事が出来ません。 ※翌日、病院にいくことになる。
店を出た後、日本食材を専門に扱っている、スーパーに寄ります。 ガーさんは3年間の日本生活で大体物価が分かっていますらね。 この一袋200円のチキンラーメンや450円の一平ちゃんを見て驚いていました。
この界隈に住んでいるお金持ちの日本人にとっては大した金額ではないのかもしれませんね。 ほぼ、ベトナム人化した私にとっては、おバカな価格なのです。
ブログでも度々書いていますが、バイクに乗るとオラオラのよろしく運転をしてしまいます。 この性格はもうどうしようもないので、いっそのこと遅ーいバイクに変えてしまおう!と話していました。
2人で食事をした後、ガーさんが『HONDAの店に行こう!』との提案。。。
いつ買うか?分かりませんが、値段を確認して、間近でバイクを見ておくのも良いかもしれません。
HONDAに行き、ガーさんが持っていたスーパーカブの写真を見せます。 50ccのバイクと言えば、日本が世界に誇るスーパーカブしかありません。
ところが、スタッフから『HONDAでは取り扱っていませんよ』との回答。
後になって分かったのですが、私がかわいーなーと思っていたハノイでよく見る『スーパーカブ』は『スーパーカブもどき』だったのですね。
HONDAのスタッフに教えてもらった、100メートル程のバイク屋に行くと。。。ありますあります。。。 たくさん並んでいるのです。
果たしてこのバイクはどこの国の製品か?尋ねてみたのですが、「ベトナムとタイ」生産しているそうです。 見た目はカブそのままなのです。
HONDAから部品の提供は受けているのだろうか?ライセンスを貰い作っている?
この段階では、よく分からず謎のスーパーカブもどきなのどす。
さて、価格なのですが約6万円なのです。 ベトナムでよく走っている、電動バイクより安い!
プラスティックの部分は安っぽいですが、よく出来ていますね。 フロントライト周りが約丸っこくて愛らしいです。
こちらは本家本元です。
ガーさん『買う?』 私『いつ?』 ガーさん『今』
えーっ?
お金持ってきていません。 それに、衝動買いで6万円は・・・
「お金持ってきていません」と書きましたが、ガーさんと暮らすようになり、お財布は持たないようになりました。 給料袋をそのまま、渡し、あとはガーさんに任せているのです。
給料の残りがそんなにあるとは思えないのですが、せっかく買ってくれると言うのでお言葉に甘えてしまいましょう。
さて、何色にしようかな? コントラストの良い、ネイビーにしました。
日本でバイクを買ったとしたら、保険やらナンバープレートやら、手続きが煩わしいと思うのですが、さすがはバイク大国です。 ショールルームの隣の整備場でバッテリーや保安部品を取り付けます。
後でアパートまで持ってきてくれるそうです。
納車後、ガーさんに運転を教えて貰います。 昔オフロード車に乗っていた事はありますが、自動遠心クラッチは初体験なのです。
一通り、教わりハノイの道を走ってみたのですが、「遅い・・・」今まで、LEADでかっ飛んでいたので、50CCのエンジンの非力さに驚きます。 これって本当だろうか? 4速までシフトアップしても、30Km程度しかスピードが出ないのです。
これは暫く、ストレスが溜まりそうなのです。 ただ、バカな運転をして、事故を起こさないように。。。と言うのが目的ですからね。
元気で長生きをするためには、時速30kmでトコトコ走るのが丁度よいのかもしれません。