人生2度目の「胃カメラ」です。頑張ったご褒美は「◯◯◯」なのです!

当ブログで何回も書いていますが、「胃のあたり」が痛いのです。

アパート近くの小さな診療所に行きましたが、逆流性食道炎だそうです。

私も賛成です。

夜、寝ていて胃酸が上がってきて、胸〜食道が酸っぱくなります。 慌てて起き上がると、酸っぱいものがす〜っと下りていきます。

過去にも同様の経験があるのですが、ここ最近酷くなってきました。 酒も飲まないし、遅い時間に食事をする訳でもありません。

 

ただ、加齢で「あちこちの弁」が緩んでいるのでしょうね。 ここ数週間の間で、「う〜っ」と唸る位、胃袋が痛いことがあったのです。

 

ガーさんが寝ている隣で突然ガバっと!起きたものだから、彼女も驚きます。

 

プライベートナイチンゲールと呼んでも良いくらい、私に対して献身的なガーさんです。 「明日、絶対に病院に行く!」という事になりました。

 

翌朝ですが、多少、ゆっくり寝ていられるかな〜なんて、呑気な気分でいたのですが、午前6時半に起こされます。

 

ベトナムでも大きな病院は一緒なのですね。 「早く行かないと混んでしまう」らしいのです。

 

タクシーに揺られること??分・・・ 子供の頃から車に乗ると、一瞬で寝落ちしてしまいます。

 

物凄く立派な病院です。 軍の病院の様です。

ここハノイでも連日、テレビでコロナウイルスの報道が頻繁に流れています。 世界一空気の悪い都市なので、マスク姿は当たり前なのですが、ほぼマスク着用!

 

写真では分かりにくいのですが、病院の入り口には非接触タイプの体温計を持ったスタッフが一人ひとりの熱を測っています。

 

タクシーの中では、帽子を被り爆睡していたので、自慢のオデコが熱いのでは?と心配しましたが、無事スルー出来ました。

 

本日は、「喉」「胃」を診てもらいます。 随分と前、風邪を引いて以来、喉が痛く声が枯れているのです。

 

メインイベントは何と言っても胃カメラです。 人生二度目ですが、20年ぶり位かもしれません。

 

木べらの様な物で舌の奥を押さえつけられただけで「オエッ〜〜」となってしまう、私にとって喉のカーブを通り抜け、胃までチューブが入るなんてトンデモナイことです。

 

巨大病院なので、そもそも、患者数が多いのか?胃カメラマニアが多いのか?分かりませんが、約20人待ちです。

 

朝、寝ぼけ眼で出かけてしまったので、iPadminiを忘れてしまいました。 音楽も聞けないし、読書も出来ません。

 

コートのフードを被り、再び爆睡です。

 

ベトナム語が全然分からない私にとって、順番を待っている人達の会話が耳に入ってきません。 ナマジ、ベトナム語が聞き取れてしまうと、頭を使ってしまいますが、単なるノイズなのです。

 

完全、アゥエーのこう言った場所に来ると、ガーさんが神様に見えますね。 何から何までテキパキと動いてくれます。

 

さて、2年ぶりの胃カメラです。 やはり、「喉の麻酔」は無い様です。

 

左を下に横になります。 プラスティックの輪っかを加えます。 「少し痛いですよ〜」との事。。。

私にとって、「少し」では無いのです。 「地獄の苦しみ」ですよ。

 

ブツを咥えた瞬間に、目を閉じてしまったので、チューブの太さなど分かりませんが、始めから終わりまで「オエッ!オエッ!」の連続です。 涼しい顔をしていられる人がいたら、心から尊敬します。

 

ものの数分で終了です。

 

ガーさんに「頑張ったね」と褒めて貰いました。

 

鉄の内蔵をもつ私です。 胃が痛いなんて、本当に珍しいのです。

 

若しかしたら、「胃がん」や「胃潰瘍」だったらどうしましょう?なんて思っていたのですが、逆流性食道炎だけだそうです。 それも、症状は軽いとの事です。 少々大げさだったでしょうかね・・・

ホッとしたので、急にお腹が減ってきました。

どうやら、胃カメラコースの最後に「食事」が付いているらしいのです。

病院内にあるこのカフェで食べるのかな?

ベトナムの病院食がどんな物は見たかったのですが、中途半端に食べてしまうと◯◯◯が美味しくなくなってしまいます。

病院の外に並んでいるオバちゃん達の物売りから、私は蒸し芋、ガーさんはおこわを買い、タクシーの中でほうばります。

 

ちっちゃな子供が病院に行く時、良くお母さんは「終わったら・・・食べようね」とか「・・・買ってあげるからね」と子供をなだめていますね。

私の頑張ったご褒美は「◯◯◯」なのです。

「◯◯◯」の店に向かう途中 「あっ!喉を診てもらうの忘れた」

まあ、い〜でしょう。 胃液が上がってきてしまい、喉を痛めているのだと思います。

 

さて、「◯◯◯」の店に到着です。

改めて書くまでもなく「アヒル」なのです。

 

年末にガーさんと来ましたが、このお店、旧正月長々と休んでいたので、今日から営業再開です。 私はこの日を心待ちにしていました。

久しぶりの「アヒル」です。

体調が今ひとつなので、満足度はやや低く80%程度でしたが、美味いですね〜

 

ガーさんと一緒に鍋などを食べると、美味しい部位をすべて私の皿に入れてくれます。 骨付きの肉は骨を取り除き、肉だけ私にくれます。

 

時々、数種類のハーブを丸めて口の中に入れてくれます。

 

私は、来月で55歳になります。 車やバイクに例えたらクラシックですよ。。。

まだまだ、健康で頑張らなければいけませんね〜