ハノイ最大級の空手道場になってしまいそうです。私も自主練を始めます!

THUAN AN KYOTOに入った時点から、日本の文化として「空手」の授業をしたかったのです。 ただ、実習生は朝から晩まで勉強をしているし、私自身も一応日本から空手着は持ってきましたが、◯年も着ていません。 着ていない=稽古をしていないと言うことになります。

旧正月に「来年の予定」として“ポロッ”と「実習生に対して、空手の稽古をする・・・」なんて言っちゃったんですね。 芸能人水泳大会の様に“ポロッ”と。。。

 

先週なのですが、大改装中の4階に「空手道場」を作りますよ〜と教えて貰いました。

道場を見に行ったのですが、物凄い広いのです。。。 東京都内でこの大きさの道場を構えようと思ったら、トンデモナイ金額が必要になります。

 

その翌日、今度は道場の床材を選んでくださいとの事。。。 応接室や多目的室に敷いてある、クッションフロアの柄を選ぶ程度だと思っていました。

 

授業終了後、「空手道場」に行ってみると。。。

なんと、空手のマットが届いているではありませんか!

厳密には空手専用ではありません。 片面は青、片面はグリーンです。 でも、肉厚の立派なマットです。

 

日本で買ったらこれまた高いのですが、ベトナムではお安いです。 でも、物価から考えたら決して激安と言う訳ではありません。

 

窓からの眺めは良いし、天井にはファン、エアコンも3台ついている空手道場です。 ハノイの空手道場に行ったことはありませんが、恐らくベトナムでも最大級の道場なのではないでしょうか! 感謝!感謝!なのです。

 

でも、よくこのマットに辿り着いたな〜と思います。 床材の業者さんに「空手道場に敷く」と相談したのでしょうかね。

 

そして、本日土曜日の午後2時、第一回の空手教室の開催です。

 

主任のグエット先生が点呼を取ってくれます。 事前に担任の先生が受持クラスで「空手をやりたい人〜〜!」って聞いてくれた様です。

第一期空手部は合計23名です! 予想に反して女の子が多い!

皆さんマスク姿にて失礼します。

 

まずは、実習生にマットを敷いて貰います。 当初、10〜15名位を想定していたので、マットの枚数は十分かな?と思っていましたが、人数が倍になってしまいました。

 

マットが足りない。。。 狭い。。。 出費が重なり申し訳ないのですが、後2列(10枚)買って頂きましょう!

 

ベトナム人からすると、日本人が日々当たり前にしている「礼」も結構難しいのです。

 

自分自身もウオーミングアップが必要です。 今日は初日ですからね。

稽古に先立ってフルコン、伝統空手の形と組手の動画を見てもらいました。 極真のKOシーンでは、女の子たちが『ひゃー!』と言っていましたが、安心してください。 絶対に怪我はさせませんからね。

 

日本語が上手な実習生と伝統空手の経験がある、実習生をリーダーにしました。

 

先程、教室で動画を見せた時に、着座から礼までの手順を渡しておきました。

みんな若いだけあって勘が良く覚えが早いのです。 これから日本で3年間働こうと言うベトナム人ですからね。

 

稽古の時間は1時間ですが、挨拶の基本、その場突きで終了です。

▼約30分でここまで出来る様になりました。まだまだ不格好ですが、頑張りました!

 

大した運動量ではありませんが、実習生も良い汗をかいていました。 私も久しぶりの突き、引き手を楽しませて貰いました。

 

このスピードで上達されてしまったら直ぐにネタ切れになってしまいます。 最低限幾つか形を練習しなくてはいけませんね。

 

私に空手の基本を教えてくれた、日本空手協会埼玉支部の坂本先生、プロの指導者の鏡、東京空手倶楽部の瀧川師範に改めてお礼を申し上げます。

ハノイで空手を再開出来たことに心より感謝をする次第です。