さて、ベトナム人が待ちに待ったテト(旧正月)休暇です

2月14日から20日までの7日間はベトナムの正月休みです。

ホーチミンの様な大都市に住んでいる大体の人は田舎に帰ってしまうので、街中は驚くほど、閑散とします。 何時もは車とバイクで溢れかえっているレタントン通りも、ガラガラ。 コンビニなど、チェーン展開している、店舗を除き、見事にシャッターが閉まってしまいます。

ふた昔くらい前の日本もこんな感じでした。

どこでもコンビニがある様な時代では無かったので、正月は、殆どのお店がしまっていました。

お年玉を貰っても、使う所がない、食料も仕入れる事が出来ないので、お雑煮から始まって、お節をつまみながら、餅は、磯辺焼きにしたり、きな粉や大根おろしで食べたり。。。 お節もいいけどカレーもね!なんて、コピーはその後です。

さて、会社で負担してもらい、高級住宅、サービスアパートメントに住んでいる様な駐在員たちは、日本に帰ったり、旅行に出かけるのですが、こっちはそうはいかない。

 

テト初日 ダラダラ寝ていると、あっという間に、連休が終わってしまうので、何時もの様に、6時過ぎに起きて、ガラガラもレタントン通りで寝転がり、オフィスに行くことに。。。

バイクで通りに出てみると、アラッ?結構バイクも車も走ってる。 道の真ん中で寝転んだら、10秒位で轢かれてしまいそう。

まだ、早朝なのでレストランは開いていませんが、この様子だと昨年の様にテト難民にならなくて済みそうです。 オフィスに向かう途中でも結構飲食店をメインに営業していますね。 路肩でバインミーを購入。

何種類かある値段も違う様ですが、ベトナム語が分からないので、何時もの様に人差し指を立てて、“モッカイ”(1個)と注文します。※これだけ知っている。。。

何時も疑問に思うのですが、注文をした時点で、いや、バイクをおばちゃんの前に止めた時点で、私がどうやらベトナム人で無い事が分かっている様なのです。 フルフェイスのヘルメットにサングラス姿です。別にヘルメットに、(日本)って書いてある訳ではありません。 その証拠に、具材を全部入れて良いか尋ねるのに、“everything?”と英語で聞いてきます。

おばちゃんには20000vnd(約100円)渡しました。

数千vndのお釣りがあると思うのですが、ニコニコ対応してくれたし、新年初めの買い物なので、寅さんの真似をして、釣りは要らねーよ。と言ってあげました。下手くそな英語で。。。

おばちゃんも満面の笑みでThank youと返してくれました。

 

何時も引っ掛かる信号です。 お母さんに髪の毛を洗って貰ったのか?濡れてボサボサ頭の可愛い女の子がお父さんにしがみついています。私、この光景が大好きです。

バレンタインデーにピンと来ませんが、橋の上から初日の出です。

反対側。

ベトナムでも花を飾る風習があると思うのですが、道の両側は、臨時の花屋で一杯です。

オフィスでバインミーを食べ、メールのチェック、施錠のチェックだけして、レタントン通りに戻ることにしました。

カフェ!営業しています!

これで、連休中も音楽を聴きながら、本を読み、時々ブログを書き、ウダウダ過ごすことが出来ます。 ベトナムも元旦から当たり前のように店が開く様になるのでしょうかね。。。 ベトナム流正しいガードマンの姿。