季節柄、旧正月「テト」ネタ3連ちゃんです。

自宅から徒歩１０分程度の場所にNguyễn Huệと言う通りがあります。

グエン・フエと読むのですが、日本人からすると、単語の頭がNだと何ともしっくりきません。私だけだろうか。日本語だと「ん」で始まる言葉は日常あまり使いませんね。

言葉で説明するには、少々、難しいのでこんな感じ。↓

300m×30m位のホーチミンさんの大きな像が立っていたり、花壇がたくさんある、車両立ち入りエリアが車道に囲まれています。

日本人のイメージで言うと、小規模の表参道か歩行者天国の様な感じです。大して広いエリアでは無いのですが、テトにはたくさんの人で溢れかえります。去年末ウロウロしましたが、それはそれは物凄い人の数でこれは明治神宮の初詣状態。

今日は、ここ暫く食事をしたり、映画を見に行ったりしている女性と夕飯を食べる約束しており、待ち合わせのNguyễn Huệまで歩いて行くことに。

やっています。やっています。

大量の花が運び込まれ、スタッフが準備に追われています。

テト期間中は大量の花や電飾が用意され、正月を祝います。ベトナム人は花が大好きです。そんなに遠くない過去に大変な戦争経験がありますが、人々の心の豊かさを感じます。

彼女（お付き合いはしていない）との待ち合わせは、毎度おなじみの、Trung Nguyen Coffee（チュングエンコーヒー）。店内も新年を祝う飾り付けで綺麗です。

ベトナムコーヒー専用の器具で抽出した後、一気に氷の入ったグラスに注ぐのですが、今日は、一向に、コーヒーが下のグラスに落ちません。容器の中でプレスのし過ぎか？金属フィルターの目詰まり、珈琲豆が細かすぎなどが考えられますね。あまり、時間が掛かると、彼女が来てしまうな〜と思っていると、若い男性スタッフがやってきて、器具を斜めにしてくれました。

なるほど。。。時々、この様な状態になるのですが、次からは一人で対応出来そうです。ベトナムコーヒー通みたいです。

さて、ベトナムでは当たり前の遅れると言うメッセージが入ります。 “たぶんI’m a little late.ごめんなさいね” この女性は日本語、英語が話せるのでこの様な時も安心です。ベトナム女性のこの“カタコト日本語は本当に可愛い”

以前、食事などをしていた、女性はベトナム語しか話せなかったので、待ち合わせ時間少し前に、何かしらメッセージが届いても、果たして？？？ “5”と言う数字があるので、後、5分で着くのか？5分前に家を出たのか？見当がつきません。

ベトナム人の友達に彼女からのメッセージを見て貰った事があるのですが、彼らが見ても、分かりにくいベトナム語との事。。。 Googleの翻訳で正しい英語に変換出来る訳ありません。

さて、無事彼女とは会うことが出来たのですが、お互いにシャイなので、毎回、さて、どうしようか・・・と言う事になります。幸い、今のホーチミンは夕方になると気持ちのよい風が吹きます。歩いて、10分程度の川岸に散歩に行くことに。。。川沿いにベンチが並んでいて、恋人達の為にある様な空間なのです。カフェもあり、河を眺めながら、コーヒーを飲むことが出来ます。 ※このあたりで、何で、写真が無いんだ！と突っ込まれてしまいますね。

日本男児として、彼女の手前、スマホで写真をパシャパシャ撮るのはみっともないと思っているのです。。。

ここで、彼女から衝撃の告白が！愚ブログを見て貰っている方の半分位は、別れ話（付き合っていないのだけれど）、半分は愛の告白？と想像して頂いたと思うのですが、残念でした。

今の仕事を５月一杯で辞めて、６月から、Cambodiaで働く事にしたとのことです。クリスマスを１日過ごしたり、映画を見に行ったりしていた私としては、多少驚いたのですが、正直、二人共、大人しすぎて盛り上がる事が無かったので、これはこれで、縁がなかったのかな。。。と思いました。

日も落ちてきたので、Nguyễn Huệまで、戻り食事をする事にしました。このあたりは日本風？のレストランが多いです。ただ、海外にありがちなインチキが多い。

絶妙な間違い具合に思わず、笑ってしまった店がありました。ちょっと見にくいのですが、２階の窓に日本語が書いてあります。 “完璧なのパール。” 地味だけど、物凄いインパクト！ “なの”と言い切っている所と最後の“。”が絶妙なコントラストです。実際に口に出してみると、名コピーです。 “完璧なのパール。”

食事は彼女が以前、来たことがあると言う、QSHI Yakitori & Ramen 定食と串焼きのお店です。

さて、ここも雑な写真でごめんなさい。プロのブロガーであれば、彼女もフレームに入れて撮影する所なのですが。。。私が注文した、豚の生姜焼き風？の定食（量が少ない）料理が乗っているお盆？が物凄い、小学生も木工細工みたい。

と串から外してしまった、バラバラ状態の串焼きの盛り合わせ

彼女は地味に鯖焼き定食でした。以前の彼女は、デートの時にイカの丸焼き定食を注文してしました。気取ることがなくて良いですね。

食事も終わり、さあ、時間があれば、映画を見るか？買い物に行くか？カフェに行くか？尋ねたのですが、今日は帰るとの事。お互い、気を使っているので、これ以上一緒にいると疲れてしまいますね。数日後には、実家に帰るとの事なので、恐らく、この女性とも二度と会うことが無いのでしょうね。

ただ、異国の地での出会いには感謝感謝です。真面目な女性なので、Cambodiaでは安全に楽しく暮らして貰いたいと思い、最後に握手をして別れました。さて、これで彼女候補がまた、居なくなってしまいました。

ホーチミン生活も“振り出しに戻る”です。