どうしても眠れないので、生まれて初めて睡眠薬のお世話になる。ベトナムでは薬局をフル活用すべし。

睡眠薬のお世話になる”なんて書くと、何だか、「先立つ不幸を・・・」の様ですが、そんな事は全然ありません。 どうしても、夜、寝ることが出来ないのですね。

ココ最近の睡眠時間は2〜3時間程度です。

昼間眠くなったり、生活に支障が生じている訳では無いので、構わないのですが、“皇帝”になろうって訳ではないのです。せめて、4時間は確保したい所です。

バーボンでも飲めば、意識を失う?事は可能ですが、逆に身体が疲れてしまいます。

ベトナム人の親友に、相談した所、以下のテキストを送信してくれました。

tôi bị chứng mất ngủ, hãy bán cho tôi 1 vĩ thuốc an thần.

2年もベトナムに住んでいるのに、文頭のtôi=私、しか分かりません。 Googleで自動翻訳すると、この様になります。

I have insomnia, sell me a pot of sedative.

 

これなら、分かりますね。

 

日本語でもそうですが、文法的に正しい文章を書くのは、そんなに簡単ではありません。 話したままの日本語をテキスト入力して、英訳しても、思った英文にならない事が多いですね。

私が以前、付き合っていた女性がそうでした。 彼女は日本語は勿論、英語も全く話す事が出来ないので、ベトナム語でしか、コミュニケーションが取れません。 ご存知の通り、私は、数字の1〜10までも怪しいベトナム語の習熟度なので、唯一の頼りは、Googleなのです。

一緒にレストランに行っても、真ん前にいる彼女にベトナム語でメッセージを送信して貰い、目の前にいる私がGoogleで翻訳をします。 多少、ややこしくても、コミュニケーションが取れそうな気がしますね。

それが、全く、意味不明の翻訳が表示されるのです。

例えば、原文が英語であれば、スペルミスや単語の並び順など、おかしな箇所を想定する事が出来るのですが、ベトナム語となると、本当にチンプンカンプンなのです。

 

友達の仕事が終わった後に、会うことになりました。

実は、私のVISAを更新しなくてはいけないのです。

機会があれば、又、記事にしますが、3ヶ月の観光ビザで入国したら、期限が来る前に“一度、出国して・・・”と思っている方は多いのではないか? 特に旅行の経験が少ない人は。 一度、国外に出るのは、時間もお金がも沢山掛かりますね。

実は、そんな事せずに、ベトナム国内に居ながら、延長の手続きが出来てしまうのですね。

 

たまたま、パスポートを預けなくてはいけない今週末に、国内線で移動する撮影の仕事が入り、パスポートを持って居なければならなくなり、手続きが特急料金になってしまいましたが、余裕を持って、手配をすれば、そこそこの金額で更新する事が出来ます。

 

更新には、4×6センチの写真が必要です。 街中をバイクで走っていると、証明写真が撮れる店を時々、見かけるのですが、いざ、探してみると見つからないものです。 これも、友達に頼ってしまいましょう。

 

さて、仕事帰りの彼と合流です。 まずは、証明写真を撮れる店を探します。 バイクで彼の後ろをくっついて走りましたが、彼も知っている店がある訳では無いのですね、ゆっくりと走らせながら道の左右をキョロキョロしています。 まあ、それだけ、ホーチミンには、写真を撮ってくれる店が多いと言う事です。

 

10分程度で、店を見つける事が出来て、店内で撮影して貰います。 スキンヘッドの私の“持ちネタ”なのですが、手鏡を借りて、髪の毛を整える真似をします。 これは、万国共通100%笑いが取れます。 カメラマン?はおばちゃんでしたが、簡単に画像修正をして、インクジェットのプリンタで出力してくれました。

 

彼は、いつも、私の事を気遣ってくれて、ご飯をご馳走してくれたり、彼の田舎に連れて行ってくれたり、本当に優しいのです。 断る彼を無理やりレストランに連れていって、ご飯をご馳走しました。

駐在員として来ている方や、そこそこの規模の企業に勤めている人は、生活の全てを会社が面倒見てくれるでしょう。 しかし、私は完全にフリーなので、彼の様な友達がいないと、ベトナムで生きていく事が出来ません。

 

レストランの前に薬局があったので、これまた、彼に状況を話してもらい、薬を買うことが出来ました。 寝る前に2錠、5日分で20,000VND(約100円)です。安い!

ベトナムで働く日本人は大抵、会社が用意をしてくれた、保険に加入していると思うので、問題ありませんが、飛び込みで日系の病院に行くとビックリするくらい高額を請求される事があります。

そんな時は薬局を活用しましょう。

当然、ベトナム人の同行が必須になってきますが、市内のいたるところに薬局があります。そして、何故か?朝早くから夜遅くまで開いています。 今回の睡眠薬もそうですが、え〜っ?と言う様な薬を簡単に安く買う事が出来ます。処方箋なんて要りません。

 

彼とは、近い将来、一緒に商売を始める予定なのです。

恩返しもしたいし、何とか成功させたいと思っているのです。。。

 

所で、昨晩は薬を飲んで、7時間寝ることが出来ました! 改めまして、どうもありがとう!