53歳になって、やっと生き方が見えて来る。ヤクザな性格から足を洗う。そして人のために。

日本を脱出して、ホーチミンで暮らし始めて2年と2ヶ月。

私も現在53歳になりました。

中退せずに大学を卒業してどこかの会社に就職していたら、今頃は何をしているでしょうか。 人付き合いも苦手だし、頭も良くないでの、出生街道まっしぐら!なんて事は無いと思います。 三流企業の窓際で、今日のお昼は何を食べようかな〜なんて考えながら、ウトウトとしている様な気がします。

そろそろ、定年の事を考えているかもしれません。 日本に住んでいたら、53歳から冒険をしようとは思いません。このまま、何となく10〜15年を会社で過ごし、人生の2/3を終える。

 

一昨年の8月1日にホーチミンに来た瞬間から、人生が180度変わりました。

 

ブログには時々書いていますが、数えきれないほど転職を繰り返してきました。家族や周りに人達にも迷惑を掛けてきたと思います。 あれっ?俺、死んじゃう?と言う経験も一度ではありません。 私自身も悪い事をたくさんしてきました。

 

先日読んだ本の中で、「人間、最終的には、自分だけで無く周りの人達を幸せにする事がゴールである」書いてありました。 サラッと読み過ごしてしまったのですが、この一文が、何となく心に引っかかっていました。

 

そして、昨晩も眠れず(最近不眠症)にベッドの上でゴロゴロしていた時に、思いついたのです。

 

ベトナム人に日本語を教えてあげよう。

 

今、ブログで知り合ったBCKさんに紹介してもらい、“その様な仕事”はしているのですが、少ない給料(小遣い)から授業料を捻出して、日本語学んでいるベトナム人の若者は真剣そのものです。

日本語を学び、自分の力で将来を切り開こうとしています。 ベトナム人からすると、日本語学校の授業料は高額です。 勉強したくても、貧しくて学校に行けない若者も多いと思います。 そんな、ベトナム人の為に日本語を教えようと考えています。 勿論、授業料は要りません。

 

実現させるには、準備や色々な問題もあるので、スタートするまでには時間が掛かりますが、今日、敢えてブログに書いたのは、言い出しっぺで終わらせない為です。

先ずは自分の生活を最低限安定させなくてはいけません。

 

デザインやDTPの経験があるので、オリジナル教材を作れるかもしれません。 教室も必要ですが、会議室や自宅の一室を提供してくれる人がいるかもしれません。 農家の子供がいたら、野菜を提供して貰いましょうか? これで私の野菜不足が解消出来ます!

 

今年中に実現出来たら嬉しいですね。 何しろ、ベトナム人の友達がたくさん出来ます。

 

20年?25年後、私がポックリ逝ってしまう時には、教え子のベトナム人がお線香をあげにきてくれるだろうか。

 

これが実現出来れば、「地獄行き」をキャンセル出来るかもしれません。