実習生送り出し機関にスカウトされる?どうしたのだ!最近絶好調ではないか!

先日、一緒にご飯を食べたフォンさんなのですが、彼女はハノイの実習生送り出し機関で働いています。 美人だし日本語はペラペラです。 会話の中で「以心伝心」「抑揚」なんて単語がどんどん出てきます。

今までだったら、家に戻るなり、「今日のお礼と一緒に“付き合ってください!”」とメッセージを送ってしまうところなのですが、今、スキンヘッドのオジサンには36歳の「ガーさん」と言う彼女がいるのです。 (まだ、会ったこと無いんだけどね)

さて、フォンさんから、機関で日本語の先生をしませんか?と誘われました。 現在60人のスタッフがいるらしいのですが、日本人は1人です。 どうやら、この日本人が「使えない」らしいのです。

ハノイか〜。。。

空手の道場があるので、一度行ってみたかったのです。 半年位の期間限定で雇って貰えないだろうかね?

 

機関のwebsiteも見せて貰いましたが、若いベトナム人実習生が日本語を勉強したり、実地訓練をしている写真がたくさんありました。

まあ、女の子が初々しくて可愛いのなんのって。。。

 

教師の実習生との禁じられた恋なんてあるのだろうか? ※スキンヘッドのオジサンには絶対に無い!それに、“ガーさん”がいるだろう!

 

禁じられた恋と言うと、毎回思い出す事があります。 もう、そろそろ時効なので、話しても良いでしょう。。。

 

私は生まれこそ、東京の墨田区なのですが、育ったのは殆ど埼玉県の田舎です。 高校を選ぶときだって、「自転車で通える」と言った簡単な理由で選びました。

高校名は内緒ね。。。

 

 

牧野さんと言う古典の先生がいました。

 

高校卒業後、何の機会で会ったのか?忘れたしまったのですが、牧野先生から、担当のクラブ活動の女子生徒を「関係」を持っていた事を教えてもらいました。

「が〜ん」ですね。

その女子生徒は、双子だったのですが、大人しそうでとてもそんな事をするなんて見えませんでした。 確か、この生徒だけじゃない。。とも言っていた記憶があります。

 

昔だって許される事ではありませんが、今、だったらドーンとニュースに出ますね。

 

この牧野先生なのですが、二枚目なのです。 背は低いのですが、アル・パチーノフレディー・マーキュリーを足して2で割った様なイメージです。 (それって格好良い?と思われますが、当時は男前に見えたのです)

 

修学旅行の時なんか、上下真っ白なスーツを着てくるのです。当然、靴も白のエナメルです。 それに、レイバンのサングラスです。

 

今、考えると、田舎もん丸出しなのですが、当時は、「牧野先生かっけ〜」と思っていました。 ある日、「化学室」に行くと、先生3人で歌を歌っています。

1)牧野先生(古典担当)

2)利根川先生(化学担当)

3)神田先生(なんだったっけな〜)

 

まあ、とにかく、神田先生のギター伴奏に合わせて、3人で歌っているのです。

フォークやニューミュージック(当時だったら、オフコースやアリスですね)だったら分かるのですが、唱歌と言うか、音楽の授業で歌うような曲なのです。 「僕らはみんな生きている・・・」の様な曲だったと思います。

 

この3人のインパクトが強烈で、クラスに戻った私はクラスメートに報告しました。 神田先生の「神」 利根川先生の「都」 牧野先生の「牧」をとって、神利牧(かんとまき)トリオ命名させて頂きました。

 

その後も、化学室の前を通る度に、神利牧トリオの歌声が聞こえてくるのでした。

 

このトリオ以外にも、当時の私は勝手に先生にあだ名を付けていました。

 

数学の先生なのですが、(名前は失念しました)ネアンデルタール人クロマニョン人?と言う風貌でした。

この先生は迷わず「ドテチン」です。 はじめ人間ギャートルズに出てくるキャラクターです。

この「ドテチン」なのですが、いつの間にか広く知れ渡ってしまい、生徒全員が「ドテチン」と言う様になってしまいました。

このあだ名は先輩から後輩に受け継がれ、先生はずーっと「ドテチン」を呼ばれていた事でしょう。

 

当時、結構な「お歳」だったので、恐らく既に他界されていると思うのですが、戒名に「土手珍」の3文字が入っていない事を祈るばかりです。

合掌 チーン

 

 

毎日、チョロチョロとベトナム人に日本語を教えているのですが、昨日、本部から追加授業のメッセージが届きました。

マンツーマンの授業なのですが、この生徒さん、日本語検定1級を持っていて、なかなか、厳しいお方らしいのです。

おまけに本日の授業テーマが「日本における少子高齢化問題」です。 若い、先生では対応が出来ないので、“お願いします”との事です。

 

おいおい。。。寅さんと満男の会話ではありませんが、「おじさんに難しい質問をするなよ〜」です。 “てにをは”の間違いを正す様な授業でなく、テーマについて、掘り下げる必要があるのです。

それに、「厳しいお方」と言う所がどうしても引っかかります。 恐らくは、誰かしら授業を失敗しているのでしょう。。。

 

授業の依頼は絶対に断らない事にしているのです。。。 覚悟を決めて、超集中モードでN-1ホルダーの生徒さんと格闘しました。

 

生徒さんは41歳の女性だったのですが、案の定素晴らしい日本語を喋るのです。 間違いがあったら、突っ込もうと思うのですが、一向に間違える様子がありません。

逆に緊張している、私の方が「噛んで」しまいます。

我々日本人が無意識で使っている文法だって、どうして、その様な使い方になるのか?理屈を知っているのです。

授業が終わった時に開放感と言ったら。。。

 

さて、問題は生徒さんが授業に満足してくれてか?が問題なのです。

 

本部の女性スタッフに、“今日の授業はどうだったか?”聞いて貰えるようにお願いしました。

 

その後生徒さんからの返信があったのですが、「何の文句もない」 今後も、専任でお願いします。との事なのです。

なんだか、最近、絶好調なのです。。。