日本の皆様に勇気と希望を与えるブログなのです。。。in　ホーチミン

「上を見たらキリがない」と言うのは良く聞きますね。かと言って下ばかり見ていては、ナーンにも変わりません。

坂本九さんも歌っていましたね。

タレントと宇宙へ行くとか、世界を股にかけビジネスをして年収数十億円。。。何て話を聞くと、いくら住む世界が違うとは言え、「俺は何て不幸な星の下に生まれてきたのだろう」と悲観してしまいますね。

でも、本当は星の下もアリのキンタマも関係ないのですね。

全ては自分の責任なのですね。

日本はこれから寒くなるので、何となく理由もなく殺伐とした気持ちになってしまうのは仕方がありません。

わたしの様に朝起きた途端に『ヒャッホー』なんて奴は日本では鬱陶しいただのバカですね。

何の不安もなく満ち足りた生活をしている人なんて、今の日本には殆どいないのではないでしょうか？

わたしはその理由に気がついてしまったのですね。。。

中途半端に『ある』からいけないのです。断捨離、節約、節制なんて全然甘い甘い、控えおろう！究極の貧乏人世捨て人のお通りです！

さて、ご飯を食べに行きたいなーと思い、財布の中を見ると、７００００ドン（約３５０円）しかありません。

それでは、ATMは？

銀行さんが間違えて、お金を振り込んでたら、嬉しいなーなんてバカなことを考えながら、WEBで口座の残高を、確認してみましたが、昨日と同じ723円です。勝手に増えるわけがありません。

他に隠し財産やヘソクリがあるわけではないのですよ。

本当に５３歳ホーチミン暮らしの私の全財産なのですね。

金目の物は前回の一時帰国の際に現金化してしまったので、なにも残っていません。ナーンにも無いと言うのは、じつは究極の平安をもたらして来れます。

保険証なんて当然持っていないので、病院に行くことだって出来ません。年金だって貰えないし、今のアルバイトが途切れた途端に露頭に迷ってしまいます。そうなると、アパートを追い出されてしまうので、路上生活の仲間入りか。。。幸い、ホーチミンは温かいので、日本のより楽かな？

何となくでも良いので、先のほうに明るい見通しがあればそれで十分なのです。

さあ！同年代の諸君！少しは元気が出てきましたか？

この、スキンヘッドのおっさんよりは、俺の方がまだマシかな？と思って貰えれば、幸いです。

・・・・・・そして１時間後・・・・・

やはり、何か食べよう！と言うことになり、駄菓子屋に向かうガキンチョの様に、３５０円を握りしめて、何時もの飯屋に行きました。

３５０円ー２００円＝残金１５０円です。

これっぽっち残っているとキリが悪いので、コンビニにいって、チョコバーを買い、これで残高ゼロです。

あ〜すっきりした。