レストランの物件を見に行き、親孝行の娘さん達と食事をした大晦日

いよいよ、大晦日です。 日本は本格的な寒波が来ている様ですが、テレビではアメ横の様子などが映し出されているのでしょうね。

 

親友のAuくんから連絡がありました。

「レストラン用の空き物件」が見つかったとの事です。

Google Mapを見る限り、メインストリートの1本裏手でなかなか良い条件です。

 

物件の状態を見たいのですが、今日は大晦日ですよ。 こんなギリギリになって中に入ることが出来るのだろうか。。。

 

そこへAuくんからメッセージです。

「オーナーが立ち会ってくれる」

それに、今日も内装工事をやっているそうです。

日本で言う所の年末年始はベトナムではとても扱いが軽いのです。 その代りに、テト(旧正月)のOFFぶりったら、凄いですよ。 1区の日本人街なんて、人っ子一人おらず、ゴーストタウンになります。

 

 

Auくんの奥さんが立ち会ってくれるとの事で、現場で待ち合わせをします。

確かに場所は悪くありません。 突き当りなので、通りすがりの人はいませんが、道の並びには大繁盛店があるので、「人々の目」には入ります。

 

元はファミリーカラオケだったらしいのですが、それにしても汚い改装現場ですね。

昔、リフォームの仕事をした事がありますが、日本では、掃除をしながら工事をするので、常時現場は清潔が基本なのです。

 

間取りに無理があるかな。。。 4階建てなのですが、上層階に行く際、1階のど真ん中にある階段を使う必要があります。 3階はカラオケ屋になるらしいのですが、1階を借りた場合、閉店後誰もいないレストランの中をカラオケの客が行き来します。

 

残念ですが、ちょっと厳しいかな〜〜。

 

日本にいる親方に相談する為、写真と動画を撮り退散します。

 

今日はこれから、私が日本語を教えている生徒さんと食事をする事になっています。 彼女は広島で翻訳を仕事をしていますが、正月休みを利用して一時帰国をしています。

以前、ブログで書いたこともありますが、母子家庭育ちの彼女の半生が壮絶なのです。

たまたま、授業のテーマが「家族について」の時に聞かざるを得ない状況になり、教えて貰ったのですが、授業中にもかかわらず、「ウルウル」してしまいました。

 

余計なお節介かもしれませんが、苦労をしてきたお母さんと彼女に美味しい料理をプレゼントしようと言う訳なのです。

 

60歳になるお母さんの足が少し悪いとの事で、二人が住む、ビンズオンまでバイクで出掛けます。

約40分の「ミニツーリング」です。 Google Mapだけを頼りに、知らない街を走るのは本当に刺激的です。

 

ホーチミンよ!さようなら。。。ここからはビンズオンです。

大きな病院の前に待ち合わせをしましたが、同時に到着しました。 二人と簡単に挨拶をして、近くにあると言う「鶏の専門店」に行くことにします。

 

Ga Tiem Tan Lac Vien 2

31日の夕方という事もあり、ガラガラの店内です。

 

彼女の名前はTienさんです。 日本語検定2級を持っているので、私との会話でも全く問題ありません。 素朴で可愛らしい女性です。 お母さんは美形ですね〜〜。しっかりメイクをして来てくれました。 ※ありがとうございます。

Beauty & Beast

 

メニューは彼女にお任せです。 乾麺がついた、鶏の鍋をオーダーしてくれました。

ココは有名な店らしく、ホーチミンからも食べに来るそうです。

 

ベトナムの鶏肉はとても美味しいです。 日本で言う所の地鶏の様な食感です。 顎が疲れるほどの歯ごたえがあります。 年寄りですきっ歯の場合、大量に挟まります。

 

鍋だけでは寂しいので、パパイヤのサラダとガーリックライスをオーダーします。

 

思いっきり控えめなお母さんで、常時ニコニコと我々の話しを聞いています。 (日本語なので、全然理解出来ませんね)

 

本当に苦労に苦労を重ねてきた二人なので、2年後、彼女が帰国してからは仲良く幸せになって欲しいのです。

年をとって本当にお節介になったので、トコトン面倒をみますよ!

約2年後、優秀な人材が欲しい、ホーチミン界隈の日系企業の社長さん!お声がけくださいね。 自信を持ってお勧めします。

 

彼女が、スタッフに「会計」を伝えた直後、二人トイレに立ちます。 これは、私に黙って会計を済ませに行きましたね。。。

 

ダメダメ!絶対にだめです。 戻ってきた彼女に無理やりお金を渡しました。

 

さて、これで今年も終了となります。 笑顔をホーチミンなのですが、数日前にアクセス解析を見たら「えっ?」と言うPVがありました。 こんな愚ブログを見て頂き、本当に恐縮なのです。 来年の2月後半以降はハノイに移り住みます。 タイトルの「笑顔のホーチミンをどうしよう。。。と思っているのです。

 

それでは、皆様、よいお年を。