ベトナム生活で最大の難敵。。。それは騒音なのです。

土曜日の夕方の5時です。

アパートで、授業の準備をしていると、突如、アパートの1階でベトナム謡曲が爆音で鳴り始めます。 大音量なんてもんじゃありません。

 

日本の皆さんは、ベトナム謡曲と言われてもピンときませんね。 私の様にベトナム語が全く話せない人間からすると、中国の歌?と思う様な雰囲気です。

 

ちなみに、この季節(テト前)になると、街のどこに行っても流れているのがこの曲です。 サビの部分だけ覚えました。

「テッテッテッテッ」

 

 

そうそう。。。その「爆音」なのですが、事故級です。

 

Back to the Futureの1作目の冒頭で、Michel J Foxがぶっ飛ぶシーンがありますが、「そんなレベル」です。 時間にして、10分〜程度だったと思うのですが、無事授業は始まる前に終わりました。

 

“良かった〜”

 

あの、爆音の中、日本語の授業は絶対に不可能です。

 

そして・・・授業15分前です。 もう、何ヶ月も授業をしていますが、始まる前には毎回緊張してしまいます。

 

イアフォンをつけ、深呼吸してスタンバイの状態です。

 

「*$&%$*#*%&%)$$*#&(&$*#」

 

なんだ、なんだ。。。 今度は、道路で大カラオケ大会が始まってしまいました。

 

そうか・・・先程の爆音はカラオケ用のサウンドチェックだったのか。。。 ベトナムの民を甘く見ていました。

 

先程より音量は小さいものの、今度は音痴の歌付きです。

 

ホーチミンに約2年半住んでいますが、ベトナム人は日本人より確実に歌が下手だと思います。 ※相対的にですよ。

国民性でしょうね。歌っている自分が気持ちよければそれで良いのです。

なので、時々、歩道にカラオケマシンを出して、一人で歌っている人さえいます。

 

生徒にも「カラオケが煩くてごめんね〜」とお詫びをしましたが、ウケていました。 そうか〜、今は仕事の為に日本にいますが、彼らはこのやかましい環境の中で生まれ育ったのです。 むしろ、故郷を懐かしく思ったでしょう。

 

 

さて。。。まだ、お腹が緩いのです。 全然大した事無いのですが、先程も授業が終わった開放感で、わざわざ日本人街まで出掛けて、ラーメンライスに単品でトンカツを食べてしまいました。 ※これでは治りません。

 

でも、ビールは飲みたいのです。

 

小学校の時、給食の時間に「牛乳も20回噛んでから飲みましょう」と教わりました。 仕方がありません、ビールも噛みながらチビチビ飲むことにしましょう。