大晦日、ピーカンの空の下、日本の児童虐待死問題について考える

2年半もベトナムに住んでいるので、虐待問題について、ここ最近、こう言った問題が増えているのか?減っているのか?は分かりません。

ただ、この様な報道を見る限り、相当、日本人は根っこの部分が病んでしまっている人が多いな〜と感じます。

 

時々、ブログに書きますが、ベトナム人の家族愛の深さは半端ではありません。 ただ、ベトナム語が読めないだけで、日本同様、児童虐待の問題はたくさん発生していると思います。 特にこの国の場合、社会の底辺で暮らしている様な貧しい方々に多いのでは無いか?と想像します。

 

そして、日本からの悲しいニュースを見ました。 千葉県で起きた、小学4年生の女の子の死です。

 

彼女の場合、10歳なので、自分の意思を表現出来ます。 学校の先生にSOSを出しています。

道された、彼女のメッセージはご覧になりましたか?

 

お父さんにぼう力を受けています。 夜中に起こされたり起きているときにけられたり、たたかれたりします。 先生、どうにかできませんか。

 

こんなに、悲しくて、衝撃的なメッセージは見たことがありません。

そして、父親に続き、母親も逮捕されたそうです。

と言うことは、彼女は誰からも助けて貰うことが出来ずに絶望感の中で、死んでいった事になります。

 

「先生、どうにかできませんか。」

 

先生や学校も何かしら行動を起こしてくれたとは思うのですが、死んでしまったら、元も子もありません。

 

プライバシーとか、難しい事は別として、急激に心拍数があがったり、体温が下がったり、衝撃を受けた時に感知するアラートを持たせる(埋め込む)様な事が今後出来ないのだろうか?

 

私は2月25日から、ベトナム人実習生送り出し機関で働く事が決まっています。

 

先日、機関に招待され、たくさんのベトナム人の若者たちに会ってきました。 彼らの目は、輝いているのですが、その奥には大きな不安があります。

 

ホーチミンハノイにしか行ったことの無い人には日本人には分かりませんが、ベトナムの本当の田舎には秘境の様な所もあります。

その様な所で生まれ育った彼らが、日本に行き、お金を稼ぎ家族に仕送りをしたい! ベトナムに帰国したら、日系の会社で働き、たくさん給料を貰いたい!

 

そのために親戚などから借金をして、日本に行きます。

そんな彼らが日本に行ったら、とてつもないカルチャーショックを受けるでしょうね。

 

機関では日本語を教える事がメインなのですが、正直、その程度の日本語は誰でも教える事が出来ます。 私は彼らの不安を出来るだけ取り除いてあげたいのです。

 

そして、彼らは全員、私の子供ですね。

 

もし、日本に行って、不当な暴力やイジメを受けたり、給料を貰えなかったりしたら、お父さんは許さないのです。

 

そんな事があったら、日本に乗り込むのです!

 

それにしても、暑い大晦日なのです。 ただいま、午後3時半で33度!