ポジティブ思考が身についてきたのです。。。これがベトナム生活の実利です。

今朝の話しです。

出社後、教務部の部屋に入り、自分のデスクまでの移動中、「ドサッ」と、たすき掛けにしていたTUMIのバッグが床に落ちました。

購入後、ストラップをどこかで無くしてしまい、スポーツバッグについていた物を代用で使っていたので、てっきり、インチキストラップのプラスティック金具が壊れた?と思いました。

 

日本で買ったのは何年前でしょうか?

 

7〜8年は使ったのではないか?と思います。見た目が地味な割に、結構高いのですよね。「TUMI」のバッグ。 4万?5万だったろうか?

 

どこが壊れたのか?確認をしてみると、ストラップを吊るす金具とバッグの接続部分が切れています。 こんな強靭そうなナイロンが切れるなんて。。。

普段使いする物は大切にする方なので、必要以上に重いものをバッグに入れたり、無茶な使い方はしていません。 でも、形ある物は必ず壊れるのです。

・・・まあ、ここまでは、単にバッグが壊れてしまったという話しなのです。

後で「あれっ?」と気がついたのは、落とした次の瞬間に「ラッキー」と呟いてしまったことです。

バッグが壊れた落ちたのに「ラッキー!」です。

 

私はバイク通勤なので、もし、バイクで移動中に切れてしまったら、道路に落ちます。

 

「あっ!」と思っても、ハノイ夜露死苦の様な運転をしているので、ブレーキを掛けて止まるまでに数十メートルは必要です。 そして、ベトナムの交通量ですからね。

他のバイクに、蹴飛ばされる位なら良いのですが、車やトラックに轢かれたら、一巻の終わりです。

 

「バッグが落ちる〜道路で無くて良かった〜〜〜」と落ち着いて考えたなら納得出来るのですが、今朝の場合は、落として一瞬の間をおいて直ぐに「ラッキー!」です。

これは、3年間のベトナム生活で、「流れに身を任せる」「とりあえずポジティブに考える」が身についてきたのでしょうね。

 

一般的にはアンラッキーな事が起きてしまった時「ラッキー」と思えるのは、本当に幸せな事なのです。