やっと、シンドラーのリストを見ました。そして、本格的に補習授業を開始する。

やっとの事で「シンドラーのリスト」を見ました。

何と言っても、巨匠スピルバーグ監督なのです。

アカデミー賞12部門にノミネートされ、7部門で受賞なのです。 見たい!見たい!見なくちゃ!見なくちゃ!と思っていたのですが、テーマがテーマだけに気後れしていました。

ただ、先日、ベトナムではとても貴重な連休があり、映画三昧を決め込んだのでした。

 

先ずは、フランス・ベトナムの共同作品「青いパパイヤの香り」から始まり、「スラムドックミリオネア」です。 青いパパイヤの香りは1950年代のサイゴンが舞台の作品なのですが、「ベトナムの匂い」が素敵に表現されています。 私の中でベトナムの匂いとは「土間・開放的な昔ながらの家の作り・汗ばむ肌・・・」です。 昭和40年生まれの私としては、とても馴染みの深い匂いなのですね。

スラムドックミリオネアはインド映画と思いきや、イギリスの作品でした。 これは、「インドの貧困」や「なんでもあり」が分かりやすく表現されている娯楽作品です。

メインイベントは「シンドラーのリスト」ですが、3時間オーバーの映画ですよ。 一気に見るには気合が必要です。 とびきり美味しい珈琲を淹れてスタンバイOKです。 ドデカイiPadBluetoothスピーカーを2台繋げると、そこそこの迫力で映画を楽しむ事が出来ます。

 

予想通り、ふか〜〜いテーマでした。 でも、これが現実であり、史実ですからね。

ホロコーストの描写を見て、どっぷり落ち込む事を覚悟していたのですが、私は逆にやる気が出てしまったのです。

 

 

「よし!放課後の補習授業以外に、20時〜22時も生徒に付き合って授業をしよう!」

 

 

シンドラーのリストを見て、全力で補習授業をする気になる」

 

これは、「風が吹けば桶屋が儲かる」なんて足者にも及ばない、ハトヤ「三段逆スライド方式」並の難解ロジックなのです。 同世代にとっては、「懐かしの名CM」なのですが、若い世代には、その「三段逆スライド方式」ってなんぞや?ですね。

 

映画で描かれている時代と比較して、現在、自分の置かれている環境はなんと恵まれているのだろう。。。

最近、寝る前に孫さんの講演なども良く見ているのです。

 

う〜〜〜。これは、のほほんと呑気に生きている場合では無いのです。

 

昔、自分で会社を立ち上げた時は、盆暮れ関係なく働いていました。 デザイン事務所時代は丸2日貫徹で旅行パンフレットの校正をした事もあります。

当時から比べると、ハノイで勤め人となった現在は、たるんでいるのです。

 

もう54歳ですからね。 終活は早いにしても、思い残すことなく、日々を送らなくてはいけません。 残りの人生なんて「あっちゅーま」ですよ。

 

・・・という事で、実習生にとことん付き合う事にしました。 午後8時から10時までの自習時間、補習授業を行います。

 

正規の業務は午後5時過ぎに終了するので、授業まで約3時間あります。 その間、ついでに私も何かしらスキルアップをしましょうね。 デザインの本を読んだって良いし、WordPressの勉強をしたって良いのです。 勿論、Blogを書くと言う選択肢もありますね。

さて、また、何だか楽しくなってきたのです。