本日、「ぎっくり腰」の為、お休みです。「小口さんのシュワッチ」を仕上げる。

以前読んだ本に「もし、絶対に失敗しないとしたら、どんな職業を選ぶか?」とありました。 私の場合は、迷わず、デザイナーと物書きです。 デザイナー物書きで無く、デザイナー物書きです。 2つの職業が双方に良い影響を及ぼします。

両方に共通していることは、クリエイティブです。

何もない所から、新しい物を作り上げます。

・・・・と書いて見たものの、この「産みの苦しみ」を少しだけ知っています。

これは本当に辛い。

 

コマーシャルの場合は基本的にラフと言うかベース案があります。 この場合、商品を売る、またはサービスを世に知らしめるなどの目的が事前にあります。 私が10年間お世話になった、カメラマン事務所でもそうでした。

ADが産みの苦しみの末、クライアントにOKを貰った「ラフ」があり、カメラマンは、その「ラフ」を元に写真撮影をします。 全く「ラフ」の通りに撮ればよいか?と言うとそんな事はなく、経験とテクニックを駆使しラフ以上のカットを撮影するのです。 なので、商業カメラマンの場合、どちらかと言うと、職人に近いです。

この「ラフ」を作成したADは大変ですね。

全く白紙の状態から、広告を作り上げます。

 

物書きも一緒ですね。 誰から指示を貰った訳でなく、白紙の原稿用紙を前に、ペンを取ります。 ※今はPCだけどね。

 

冒頭で、デザイナーと物書きになりたい!なんて書いてしまいましたが、これまで、知り合った、クリエイターは一様に社会性がなかったり、変人が多いです。 優秀になればなるほど、これは顕著です。

 

頭の中は紙一重なのでしょうね。

 

フツーに社会生活を送れるの?と言うレベルの方もいましたが、このクラスになると、常人では絶対に無理!と言うクリエイティビティです。 ただ、スタジオやアトリエでは「先生!先生!」とチヤホヤされていても、友達が出来ず、後ろ指をさされる様ではね〜〜。

 

そう考えると、今の様に、ちょこっと会社のパンフレットをデザインしたり、websiteを作っている程度が幸せなのかもしれません。

 

物書きはどうでしょうか。

何でも一度、試してみないと気がすまないタチなのですね。

約6年前、墨田区の高齢者施設で働いていた時に、介護をテーマに面白可笑しく物語が書けないか?と思いチャレンジした事があります。

 

文章を書きたい欲求というのは、父親の影響かもしれません。 父は日大の芸術学部で「シナリオライティング」?か何かを先行していた様です。

6年前「小口さんのシュワッチ」を書き始めたのは良いのですが、その後、仕事を転々とし、離婚もして、おまけにベトナムに来てしまったので、ずーっと書きかけのままでした。「シュワッチ」どころの騒ぎではありません。

 

そして、今日、やっと書き終えました。 一昨日、ぎっくり腰になってしまい、今日、一日休みを貰ったのです。 昨日の晩「よ〜し!明日絶対に仕上げてやる!」と鼻息荒くベッドに入ったのでした。

 

このブログを読んでいただいればお分かりだと思うのですが、まあ「この程度」の文章力です。

頑張って書き上げる必要なんて無いのですが、小学2年からの親友の比嘉さん(ヒカっち)から「シュワッチの続きは?」ってメッセージを貰っていたのです。

 

書き終えて、分かったこと。。。

たった、40,000字弱なのですが、もうたくさんですね。 デザインにしても物書きにしても「これ」で飯を喰っている人たちを心から尊敬してしまうのです。