月曜日早々、1日に2度もビックリするハメに。。。
さてと!今週も始まります! 土日の2日間、アパートから一歩も出ず引きこもっていたので、通勤でスーパーカブに乗れるのが嬉しくて嬉しくて。。。
おまけに朝から、ガーさん得意のトマトソースのパスタです。
それも、どんぶりに山盛り2杯。
チャージ完了です。一応、メールのチェックをしてから、出かける様にしましょうかね。
・・・なになに・・・
「土曜日の午後、実習生は全員帰郷したので、学校や休みです」
昨晩、受信していたので、寝る前に見るべきでした。
既に80%以上の送り出し機関はとっくに休止状態になっていたので、ウチも近い将来・・・とは思っていました。 でも、突然やってくるとビックリします。
これには、ガーさんもビックリです。
さてと。。。金曜日の退社時には予想もしていなかったので、色々とデスクに置きっぱなしです。
ガーさんと相談して、事態が更に深刻になる前に、私物を引き取りに行くことにしました。 ついでにガーさんに学校を見せてあげましょう。
最悪の場合、二度と見ることが出来なくなってしまいます。 何時もと違い、ジーンズにビーチサンダルです。 まあ、これで一応、念願のスーパーカブに乗ることが出来ました。
学校までは10分少々なのですが、見事に全ての店が閉まっていますね。 何時もは出勤前の労働者諸君で賑わっているPHOやBUNの店のシャッターが閉まっているとなんだか寂しいです。
学校も正門が閉まっていました。 守衛さんは目配せで開けてくれました。 ガーさんも一緒なので、「私物を取りに来た」とベトナム語で伝えて貰います。
今日は「先生おはようございます!」が一切聞こえません。 全く、誰も居ない学校は初めてです。
私物を引き上げ、空手道場もガーさんに見せてあげました。 このマットの上で、実習生と突きや蹴りを稽古する日が、又、来るのでしょうか?
帰る際、守衛さんに「元気でいてくださいね」と伝えて貰います。
さて、言葉は悪いですが、状況としては失業と同じです。
真剣にランサーズやクラウドワークスの案件を引っ張らなくてはいけません。
その前にあちこちの同業のベトナム人の友人に近況を尋ねてみました。 案の定、送り出し機関に関しては、全滅ですね。
そりゃ、一時的とは言え、日本に行く手段が絶たれたので、営業を続ける意味が無くなってしまいました。
ただ、国民性なのか?実家があるからなのか? 皆さん、今は仕方がない。。。と割り切っているのです。 確かに実家に帰れば、住む所も食べるものもあるでしょう。 でも、収入ゼロになってしまいます。
ホーチミンでお世話になった濱田さんに連絡をしたところ、何かしら仕事を用意してあげられるかもとの事。。。 これは文字とおり「地獄に仏状態」です。
さて、今日はどんなデザインコンペがあるかな?とPCを開いた所、いきなり「志村けんさん」の訃報が表示されました。
久しぶりに頭の中が真っ白になりましたね。
状態が危ないと言う記事を見てから、毎朝、起きると必ずニュースを見るようにしていました。 その都度、悲しいニュースが無いのを見てホッとしていたのです。
一人の命の重さは誰もが一緒ですが、あまりにも衝撃的なニュースです。
身内の死より悲しいですね。
この世界規模のピンチを乗り越えなければなりませんね。 私一人ではありませんからね。 今は、ガーさんと二人の娘がいますからね。
実は、ガーさんの故郷であるクワンビンに行こうか?と話しをしたのです。 今日を逃すとクワンビン行きのバスが運休してしまいます。
でも、二人でハノイに残る事にしました。
あと、出国間近で日本行きを絶たれた実習生も心配ですね。 何時収束するのでしょうか。
帰郷して当然、モチベーションが下がっていると思うのですが、まだ、若いので頑張って貰いたいですね。
ガーさんは、昼ごはんに美味しい“Bún Nem”を作ってくれました。