ガーさんの仕入れに付き合い焼肉をご馳走になりました。

今時。。。間違った考えなのかもしれませんが、パートナーには仕事をさせたくないタイプです。これは23歳で結婚をした時から同じです。 家に閉じ込めておくと言う意味ではありません。 仕事がしたければ応援します。

でも、そうでなければ、家事を専業にしてもらいたい。結婚生活27年目にして、元の妻は働く羽目になりました。 離婚してしまいましたからね。

なのでガーさんには出来るだけ仕事をして欲しくないのです。

家事を頑張ってくれれば、私が稼いできます。

そんなガーさんなのですが、少し前から化粧品を売り始めました。 知り合いがフェイスブックで販売している商品のバナーを貼り、売り上げの一部をバックして貰う程度かと思っていたら、続々のアパートに商品が届きます。 本格的に仕入れている様です。

 

販売点数が増えてくると売り上げをノートにつけはじめました。

私がSkypeで授業をしている間、薄暗い中ベットに寝そべり計算機を叩いています。 そんなに売れるんならSkypeのアルバイトやめよーかなーとからかうと、1個売れても大した利益にはならないと笑っていました。

 

でも、楽しそうにしているので、これはこれで良いではありませんか。

 

普段の家事の様子を見ていて分かりますが、仕事をやっても一生懸命するはずです。

 

そして昨日、ガーさんの田舎から友達がやってきました。 彼女は田舎でコンビニ?を始めるそうです仕入れの為上京してきたそうです。 そしてガーさんから提案が。。。

 

仕入れに行くけど一緒に行く?

 

『行く行く』

 

最近外出らしい外出をしていないのです。 目的地はハイズンです。

道のり約100キロです。 知り合いのタクシーに乗ってドライブです。

 

私はイアフォンをしてお気に入りの曲を聴き窓の外の風景を楽しみます。

 

途中まで自動車専用道路でしたが、目的地に近づくと車1台やっと通れる様な砂利道です。

 

到着した先は畑の中にある大きな一軒家です。

中を案内してもらいます。

 

部屋数は多いのですが、4部屋ほどが倉庫になっています。 保管されている商品は全て日本製です。 粉ミルクに紙おむつ、健康食品から化粧品まであります。

 

ガーさんが社長らしき男性に「わたしの事を日本人」と紹介してくれます。

 

『えっ?』と日本語で驚く社長。

 

この社長は技能実習生として横浜の会社で天井を貼る仕事をしていたそうです。 ガーさんほどではありませんが、日本語が話せるのです。

帰国後は日本から製品を仕入れてベトナムで販売をしています。 私もこれだけの「バッタもんで無い」日本製の商品を見たのは久しぶりで、キョロキョロしてしまいました。

 

ガーさんは商品のパッケージを見れば中身を理解できます。

 

友達と2人であーでもない、こーでもないと段ボール1箱の商品を買いました。 詳しくは聞いていませんが、何万円か仕入れましたね。

 

ベトナム語が全然分からないのですが、大阪のおばちゃん並みに値切っていたのではないでしょうか。。。 こう言う場面でベトナム人女性ほど強い存在はいません。

 

このベビー用品のビジョンは写真事務所時代のクライアントでした。 こうやって異国の地で見ると少し不思議です。

 

到着したのも遅かったし、かれこれ2時間位商品を見ていたので、結構遅い時間です。 さて、帰りは何を聴きながら帰ろうかな?と思っていると、皆んなで食事に行くとのことです。

 

まあ、久しぶりなので良しとしましょう。

 

社長以外のスタッフとも仲が良さそうなので、昔からの知り合いと思いきや初対面との事です。 私は人見知りをしてしまうので、ベトナム人のこの気安さはさには驚くばかりです。

 

やってきたのは、田舎町に光り輝くネオンのレストラン。 『香港』だけ分かりますね。

 

店内はこんな感じ。

 

ネオンサインが面白いです。 お客さんはたくさん入っています。

 

 

ざっと見た限り例によって私が最高年齢です。 出てきた料理は焼肉でした。

 

 

焼肉と鍋が一度に楽しめる。

 

皆んなで記念写真 本日は帽子を被っております。

 

肉は普通なのですが、この店は2種類のタレが美味しかったです。 ガーさんに伝えると、私もこのタレが作れるとの事です。

今度はアパートで焼肉をするのです!

 

ベトナムのお酒とビールをチビチビと飲んでいると店内が混雑突然真っ暗になります。

 

でも、誰一人驚く人がいません。 ベトナムでは日常茶飯事の停電です。

 

隣近所の電気はついているなので、店のブレーカーが落ちたのでしょう。

お客さんは当たり前のようにスマホのライトをつけ食事をしてしています。

『あっ!』

この鍋は電気を使っているので、肝心の肉眼で焼けないのです。 結構笑える。

 

15分ほどで電気はつきましたが、今日はお開きです。 社長さんがご馳走してくれた様です。

 

どうやらガーさんの友達が事前にコンビニ分として200万円ほど買い物をしていたらしいのです。 この国で200万円と言ったら結構な金額ですよ。 焼肉ぐらい安いもんです。 ご馳走様でした。

 

アパートに到着したのは、日付が変わるギリギリでした。 シャワーを浴び寝たのは、午前1時前でした。

その時間でも、ガーさんは翌朝4時過ぎに起きます。 ベトナム人女性はパワフルなのです!