勇気を持って入った市場街にはフーテューの店があった

日曜の夜、午後7時を過ぎたあたり。。。さて、今日の夕飯は何にしようかな?と、思いながら、お馴染みのレタントン通りをブラブラ。

この界隈は日本人街なので、一通りの和食を食べることが出来ます。

 

毎週末、ラーメンの田所商店と言うのも芸がないし、塩分摂りすぎてしまうし。。。

そうだ!

オフィスの帰り道、通る度に何時も気になっている所があるので、バイクに乗って出かける事にしました。

あれっ?と言う所に市場?の様な物が見えるんです。

 

昼間は、さすがに暑いのですが、ホーチミンの夜はバイクで走っていると、とても涼しく気持ちが良いです。

中心街はホテル、レストラン、カフェ、バーのネオンがとても美しいです。

 

バイクで走ること7~8分で目的地に到着です。

方向音痴の私は、当たり前の様に、曲がる角を1本間違えてしまいました。

Uターンしようと思ったのですが、ホーチミンの道路は一方通行がとても多く、引き返せません。

右折~右折で同じような所出るだろう。。と進んでいくと、こんな所にマーケットがあるではありませんか!

 

狭い道路の両側に食料品は野菜から魚介類、乾物までなんでもありそうです。

 

衣類、雑貨も相当数の店舗(地面にシートを敷いただけですが)があります。

T-シャツを売っている人はT-シャツだけ、ビーチサンダルを売っている人はビーチサンダルだけ。

道路は曲がっていますが、長さにして300m位は店が出ていたのでは無いでしょうか。。。

 

さて、どこかローカルレストランは無いかな。。。と走っていると、左側に美味しそうな麺の専門らしき店発見!

Hủ Tiếu Chú Sè

ただ、例によって、こんなローカルな店に外国人などいません。

一度は迷いながら店の前を通過。。。

でも、この程度の事で躊躇して“どうする俺!”と言い聞かせながら、チャレンジする事にしました。

 

ベトナムの店舗には(レストランに限らず、カフェでもお土産屋など何処でも)必ず、ガードマン兼、バイクの駐車係の様な人がいます。

何時もの様に、“バイクここに停めても大丈夫?”と人差し指で合図をして、駐車して、いざ店内に。。。

 

これまた、何時もの様に、背の高いスキンヘッドの国籍不明の外国人が入ってくると、皆の視線が一斉に集まります。

こちらも、もう慣れたもので、“はい。はい。見た目と違って怖くないんだよ”と軽く、意味不明の微笑みを浮かべながら、案内されたアルミかステンレスの椅子に。。。

 

さて、ベトナム人の彼女が一緒でないと、ここからが困ります。

 

近くに食べている人がいれば、遠慮しながらも、指差して、“あれ、あれ”と言えるのですが、残念ながら食事中の人がいません。

お姉さんがベトナム語でオーダーを取りにきたので、“Noodle please”とだけ話すと、

 

なーんだ、外国人。。と言った表情になり、店の奥に座っていた店員さん?にあんたの出番だよ。と言ったか?分かりませんが、一言、二言声を掛けてくれました。

彼女は英語は少し話せるんですね。

どうやら、麺に載せる具材が選べるらしい。

豚、牛、魚。。。。

今晩は、豚と魚にしてみました。

また、麺も白と黄色のどちらにする?との事。。

これは黄色い麺を選びました。

 

お兄さんが、料理担当。

 

魚はぶつ切りをイメージしていたのですが、白身魚のスライスなので、食べやすいです。

あとは、ニラ、レタス、豚肉が入っていて、ちょっと、甘めのスープに絡んでとても美味しいです。

 

ここまで書いて気がついたのですが、フーテューは米粉で出来た白い麺のはず。。黄色い麺のこの料理はフーテューでは無いかもしれませんね。

これで55,000vnd(約275円)です。

 

何時もながら貧乏人に優しいベトナムに感謝。感謝。

場所はこのあたり。