VSOPを(very special one pattern)と言ったのは親友のヒカっちだ。

今では、えっ?と思ってしまいますが、僕が小学校の時は、ブランデーのテレビCMがありました。 仲間内でVSOPはvery special one patternの訳だと言っていたのは、親友のヒカっち(沖縄生まれの比嘉くん)だ。 私のホーチミン生活もVSOP化しつつあります。

悪く言えば、ワンパターン化してきたと言えるし、良い方向で考えれば安定してきた。。。

アパートからバイクで10分も走ると、タオディエンと言う高級住宅街があるので、お金さえあれば、毎日素敵なカフェやレストランに行くことが出来ます。 又、以前、住んでいた1区に行けば、焼き肉から鰻まで何でも食べる事が出来ます。 ところが、私は現在無職なので、如何に楽しく、地味〜に安上がりに生きるかが大切です。

食事はアパートの近くで美味しい店を見つけました。

1)フーテュー 2)ベトナムビーフシチュー 3)ベトナムビーフステーキ この店はメニューが3種類しか無いのですが、全ての料理が美味しいし、特別こだわりは無いので、朝昼晩この3食のローテーションでも大丈夫なのです。 又、来たよ〜と思われるのがちょっと恥ずかしいかな。。。

 

ローカルご飯は安くて美味しいです。

 

今朝の朝昼兼用ご飯です。

“卵”と“豚肉”です。

これに、スープがついて30,000VNDですが、私にとってはこれで十分!

 

私の眼の前に60歳過ぎくらいの、汚れた作業着を着た労働者のオジさんが、座ったので、二人で顔を見合わせながら、ニコニコと食べました。 オジさんは、ご飯の上にゴーヤが乗っているだけです。 そんなメニューは無いので、恐らくは安い賃金なので、節約をしているのでしょう。

寅さんだったら、“このオジさんに、おかずを一皿差し上げて”とスタッフに言ってあげるでしょう。 私もそうしたいのですが、恐らく、余計なお世話だと思い、遠慮しました。 オジさん!午後の仕事も頑張って!

その後は高級住宅街をウロウロしました。 こんな家がたくさん建っています。

ゴーヤご飯を食べているオジさんから、この家に住んでいる人まで、ベトナムは貧富の差が激しいです。

 

夕方はVSOPからちょっと抜け出す為に、行ったことの無い店に立ち寄ってみました。

フォー旨い!

まな板の上でトントンと肉を叩き、ミンチ状になった肉をフォーの上に乗せてくれます。

これって、大丈夫なのかな? お店は子どもたちが一生懸命手伝っています。 このミルクはなんだ?忘れ物か?フォーに入れるとおいしいのか?

締めは毎度おなじみの“HA LAN”カフェです。

ここのおばさんともすっかり顔なじみで、ニコニコと迎えてくれるし、座っただけで“cà phê sữa đá”が出てきます。 このおばちゃんはサザエさんの声優“加藤みどり”さんに似ている、笑うと可愛いのです。

 

これが最近確立してきた、私の楽しい、楽しいワンパーン生活です。