その少年にはその少年の人生がある。ローカル食堂で家族を手伝う男の子。

昨晩、ジャック・ニコルソン主演の“アバウト・シュミット:About Schmidt”を観ました。 大好きな男優であり、カッコーの巣の上では勿論、最高の人生の見つけ方、恋愛小説家など、名作も多いので期待していたのですが、あまり面白くなかったです。

映画タイトルで検索してみると、受賞もしているし、レビューの評価も高いので、単に、私が疲れているのだろうか。 ところで、キャシー・ベイツの突然のデッカイ“おっぱい”には驚きました。 この方、名優さんですよね。。。

今朝も毎度おなじみのローカル飯処で朝食です。

毎回、“レストラン”と書いていたしたが、ここは“飯処”の言い方の方がしっくりきます。

学校が休みなので、毎日、10歳くらいの男の子がお手伝いをしています。 短パンにサッカーのシャツ姿“これぞ、ベトナムの少年!”でお父さんの言う通り働いています。

 

この店の並びには、多くの料理店がありますが、ここは繁盛店です。 特別な差別化が出来ている訳ではありませんが、おかずの品数も多いし、何時も店内を清掃しているし、仕事が丁寧なのが良く分かります。 今日のセレクトです。

10種類位のおかずから、“これ”と“これ”って指を指すと、ご飯とスープと一緒に出てきます。

大人が、ぽいっ!と置いていったご飯とスープを、最後におかずを持ってきてくれた少年がお皿を並べて替えてくれました。

 

とても、可愛い少年です。

 

ウチの息子は23歳で身長も私より高くなってしまいました。もう一度、これくらいの歳の子供が欲しいです。 53歳の今だったら、遊んであげられるかもしれません。

 

この子は、将来お店を継ぐのだろうか?

毎日、お客さんで一杯なので、下手な職業を選ぶより安定した将来計画が出来るかもしれません。

 

以前、ブログで書いた様な気がするのですが、私の場合、この“将来”が見えてしまうと不安になってしまうのですね。 半年、1年、3年、5年後に何をしているか?見えてしまうとつまらない。

“安定が一番じゃないか!”と言う方も多いと思うのですが、敷かれたレールの先の方まで見えてしまうと、退屈だと思いませんか?

この先、何が待っているか分からない。

楽しく、気持ち良い事ばかりではありません。

痛い!辛い!事も絶対にあります。

でもたった、一度きりの人生ですよ?

辛い出来事も、後で思い返せば、“あの時辛かったな〜”と今のプラスにする事が出来ます。

飯処でご飯を食べた後は、何時ものオバちゃんにサトウキビのジュースを絞って貰います。

普通は、この搾り器を2回くらい通すだけなのですが、オバちゃんはこれでもか?と言うくらい、何回も絞ってくれます。 朝から30円の幸せジュースです。

今日は、お昼ご飯をベトナム人の友達と食べることになっています。 久しぶりに会うので、今から楽しみなのです。