2018年6月28日(木)(ジョギング17日目)エイヤッと起きて走る、そして、ベトナム人の運動不足について。

体重:60.5kg 走行距離:4.56km 最大心拍数:165回/分

頭と心に少々引っ掛っている事があり、今ひとつ気分が乗らず。。。数日ジョギングサボってしまっていました。 実際には、今日でジョギング18日目なのですが、前回、Runkeeperが上手く起動出来ておらず、30日間で100Kmランも赤信号点滅中です。

・・・と言っても、気持ちを切り替えないとね!

昨晩はビールを1本だけ飲んで午後11時過ぎにはベッドに入りました。 午前6時にFitbitのバイブで目が覚めます。

う〜〜。

気分が今ひとつ。。。ジョギング面倒くさいなーと思いつつも。。。 エイヤッと起きる!! ここで、負けて、8時過ぎまで寝てしまうと、一日後悔する事になります。

ジョギングウエアに着替えて出発! アパートの隣の建物です。 グリーンが一杯で気持ちが良いです。

走り始めは何時も膝が痛いのです。。。これは、膝周りの筋肉がついてくると、治るものなのか?それとも加齢と共に酷くなるのか? 少々心配です。

日本から膝用のゴッツイ、サポーターが持って来ているのですが、この暑い国であまり付ける気にはなりません。 数百メートル走ると、痛みはあまり感じなくなるので、大丈夫なのかな。。。

 

 

タオディエンの欧米人が多く住むエリアに行くと、昼間からジョギングしている鼻の高い人達が結構いるのですが、私が住んでいるローカル道路ではジョガーに一度も、すれ違った事がありません。

早朝、トレーニングウエアを着た、オバちゃん、オバアちゃんは見かけるので、どこかの広場で運動をしているのでしょう。 街中でも時々見かけますが、太極拳の様な動きです。

 

でも、若者は全然走っていません。

 

ベンツに乗ってレストランに来る家族を良く見かけますが、カローラが500万円する国ベトナムです。 ベンツなんて、天文学的な金額ですね。 サラリーマンをしていたら、絶対に買うことが出来ません。

 

その超高級車から下りてくる、幸せそうな家族なのですが、子供は太っているケースとてもが多いです。 坂道で転んだら、どこまでも転がって行きそうな位、コロコロなのです。 親の気持ちも分かります。 ベトナム戦争終戦が1975年、昭和50年です。 私は既に10歳です。 戦争中に食べるものが無く、つらい思いをした人たちが、成功してお金を手に入れる、家を買う、高級車を買う。自分の子供には、ひもじい思いをさせたくない。 欲しがるものは何でも与えてしまうかもしれません。

 

今のホーチミンは戦争中では、考えられない位多くの物資に溢れています。 コーラ、ポテトチップス、ハンバーガー、ピザ。。。これらの食べ物は、子供は大好きですね。 子供が欲しがれば幾らでも買い与える。 親世代はカロリーの無駄な消費なので、運動をするなんて考えはありません。 当然、その子供も、身体を動かす事はキライになってしまいます。

 

これは、私の身の回りで起きているだけでは無いと思います。 学校に運動場やプールが整備されていない事を考えると、これはベトナム全土の問題だと思います。

“健全な精神は健全な肉体に宿る”ではありませんが、運動は、文化的に生き国を発展させるためには、絶対に必要です。(だと思います)

 

先日読んだ本に書いてありましたが、人に何かをしてあげて、喜んでいる様子を見て快感を得るのは人間だけらしいです。 身体のコンディションを良い状態に保つ為に運動をするのも、人間だけですね。

 

インフラの問題もあります。

公共交通が整備されていない、ベトナムで人々の“足”は圧倒的にバイクです。 バイクの場合、ドア・ツー・ドアで移動出来てしまうので、一日を通して歩く必要がありません。

 

ホーチミンでは、地下鉄の工事も大々的行われていますが、点と点を結んだ所で根本的な解決にはなりません。 日本の様な網の目レベルで、移動手段が確保された状態で、人々はバイクに乗らなくなると思います。 果たして、5年掛かるのか?10年か?

 

まあ。。。当分の間は、朝から、走ってカロリーの無駄遣いをする、スキンヘッドのオジさん扱いは続くのでしょうね。