醤油の香りに感動した!ありがとう!タオディエン地区のRamen75TD(とみだや)

貴乃花が鬼の形相で優勝した時は、小泉首相だけでなく、日本全国が感動しました。

 

先日、二郎系ラーメンを食べにRamen Enoに行った時に情報を入手してしまったのです。。。 とみだやがタオディエンにもあると。。。

“とみだや”をご存知で無い方の為にお話すると、1区の日本人街にあるラーメン屋なのですが、澄んだスープがとても美味なのです。。。 営業時間中は大抵満席で外で待っている人もいます。

私は待ったり、隣の席に人がいると落ち着いて食べられないタチなので、閉店間際の空いている時間帯に一度だけ行った事があります。

 

空いていれば、もっと頻繁に行きたい日本人好み正統派の素晴らしいラーメン屋です。 その、ラーメン屋が何とアパート近くのタオディエン地区にあるとの事。。。これは、絶対に行かなくてはなりません。

 

今朝、まずい(失礼!あまり美味しくない)パンを食べて、何となく口が不味いので、口直しにラーメンを食べる必要があるのです!(と、無理やり理由を付ける)

 

私は、自他ともに認める、天才的な方向音痴なのですが、この頃は、自宅の近くであれば、首からスマホ(グーグルマップ)をぶら下げなくても目的地に辿り着ける様になりました。

Ramen75TD(とみだや)

数字の75は番地です。ベトナムでは、屋号に道路名を付ける事が多いです。 TDはThao DienかTOMIDAYAか?

 

お店ですが、とても分かりにくいです。 1区のラーメン屋は、暖簾を下げたり、日本語の看板を出したり、自己主張していますが、ココはあえて隠れ名店を狙っているか?の様です。

 

書いた通り、へそ曲がりで込んでいる店がキライなので、昼の部が終わる少し、前に到着しました。 大正解!欧米人が2人と東洋人の女性が2人の合計4名だけです。

入った途端に激しくヤラれました!

猛烈な勢いで醤油の香りが鼻孔から脳みそを突き抜けます。

 

少々大袈裟ですが、本当に、“醤油の香りに感動した!ありがとう!”と言いたいくらいなのです。実際に行って貰えば分かります! この香りは日本人にとっては、特別な物なのですね。

 

店内はカウンターのみで至って清潔です。 スタッフも日本語で“いらっしゃいませ!”と挨拶が出来ます。 私の場合は、スキンヘッドにサングラスなので、日本語で話しかけられる事がありません。

 

メニューは、塩ラーメン、醤油ラーメン、つけ麺の3種類のみです。 各々、味玉付きとチャーシュー付きがあります。 チャーシューがChar siuと表記されている所が何となく可愛いです。 ちゃーしうです。

 

メーニュの裏側にはつけ麺の食べ方の説明があります。 NOOOOOと言うムンクの叫びの様なイラストがこれまた、可愛い。。。

 

さて、オーダしたのは、醤油ラーメン、味玉付きです140,000VND 約700円です。 クオリティーは素晴らしい! 1区のとみだやと全く一緒です。 澄んだスープ、ほうれん草、シナチク、ネギ、チャーシュー、味玉、のり。

ラーメン通の方に言わせれば、色々と注文もあると思うのですが、私からすべれ天下一品です! ありがとう!感動した!

 

こう言った澄んだスープの、らーめんを食べる時に何時も必ず、伊丹十三監督の“たんぽぽ”を思い出します。 宮本信子さん演じる、“たんぽぽ”が作ったラーメンを、山崎努さん、渡辺謙さん、安岡力也さん達が食べるシーンがあり、麺を食べ終わった後、どんぶり口につけ最後までスープを飲み干す場面があるのです。

私も同じ様に、どんぶりを傾け一気に飲み干したいのですが、ベトナムで食器を持ち上げ、直接飲むのは行儀が悪いのです。 郷に入っては何とかです。。。 レンゲで地道に飲み干しました。

本当に満足しました。 これは、ヘビーローテーションになってしまいそうです。

その前にライメン代金を稼がなくてはいけませんね。。。 さて、どうしよう。。。