ついに食べてしまった。。。ホヴィロン。。。気持ち悪いけれど。。。あらっ?美味い?

食べ物の好き嫌いは全くありません。別に3日位だったら、食べなくても大丈夫なのです。 ただ、ゲテモノ系は苦手です。

日本人があまり、口にしないベトナムのキワモノ料理と言うと、

 

カエル

ネズミ

ホヴィロン

 

 

などがあります。

カエルは脚だけ出てくる事が多いので比較的にハードルが低いです。 お皿の上に盛られた料理が、日常生活で見る“姿”と似ていると少々、心が痛みます。

日本人では、ネズミ、猫、犬はなかなか難しいでしょう。

この中でも、個人的にこれだけは絶対無理!と思っていた食べ物があるのです。 ホヴィロンです。

気持ちが悪くても、口の中でカリカリ音を立てて、最後は水で流し込める物なら良いのです。 ただ、ヌチャとか、クチャとか、まとわりつく系の食べ物は勘弁して欲しい。

 

ホヴィロンは孵化直前のアヒルの卵です。 孵化“直前”と言う所が余計なお世話なのです。 私としては、素直に、アヒルにしてあげて欲しいのです。

ちなみに、中国語で書くと迫力がありますよ ・毛蛋 ・死胎蛋 とても、食べ物で登場する漢字とは思えません。

 

写真では見たことがあるのです。 卵の殻の一部を開けると、そこに、アヒルがいるのです。 血管の様な、毛の様な部分もあり、それはグロテスクです。 “毛”の様なものは、口に含んだあとに、吐き出すのだろうか?髪の毛1本口の中に入っただけで気持ちが悪いのに。。。

昨晩なのですが、ベトナム人の友人と3区のレストランに行きました。 細い道の両側に魚介類を食べさせてくれる店が集中しているのです。

日本ではあまり見かけない様な貝料理を数品食べ、あまり外ではビールを飲まない私なのですが、少々、ほろ酔い気分になり、最後の締めに出てきたのが、ホヴィロンなのです。 1個5,000VND(約25円)なので、安いです。

さて、ホヴィロンです。 卵の平な方が上だそうです。食べ方の見本を見せてもらいました。 スプーンの腹でコツコツと殻を割るのです。てっぺんを割ったあと、口をつけて中のスープを飲むのですね。

 

これですよ。

明らかに“黄身”と分かる部分はまだ、良いのですが、“毛?”と“内蔵?”は勘弁して頂きたいのです。

ただ、滋養強壮にとても良いとの事です。

えっ?だったら、食べて見ようかな。。。 黄身の部分だけ食べてみると、我々が知っている、ゆで卵の黄身と一緒です。少し、味が濃いかな。 問題の“毛?”“内蔵?”の部分ですが、あらっ?うまいよ。 苦いかな?と思わせる見た目なのですが、そんなことはなく、ほぼ、日本人が慣れ親しんだゆで卵と一緒です。

ホヴィロン克服!

最後にコリコリとした食感の白身?の様な部分があります。これは食感が面白い。

ネズミも田舎かどこかで食べる事になると思うのですが、犬と猫は嫌だなー。。。

食べないと、娘をやれない!とお父様から言われれば喜んで食べるのですが。。。 まるで彼女がいる様な口調ですが。