行きつけのめし屋さんで、ベトナム人家族の幸せに触れる平和な日常

毎日、通っているローカルレストランなので、今更紹介する必要もありません。

 

何時もは、2時間のアルバイトが終わった、午後2時過ぎに食べて行っています。 混んでいる所は大嫌いなので、この時間であれば、空いているのです。

 

ガラスケースの中にある、おかずから好きな物を選ぶことが出来るのですが、ランチタイムがとっくに終わっているので、何時もは5品くらいしか残っていないのです。

今朝はジョギングに行かず、朝ごはんも食べていません。 10時頃になると、お腹が減ってきました。 この時間に食事をする事は無いのですが、昼からの仕事の前に、めし屋さんに行ってみる事にします。

おかず大量!

ざっと数えても、20種類弱ありますね。 これは、嬉しい!これからは、この時間に来る必要があります。

何時も、2品を選びます。

今日は、玉子焼きと炒めもの(玉ねぎ、豚肉、いんげん、パイナップル)です。 これに、スープが付いて、30,000VND(約150円)

まあ、ここまでは、10回以上ブログに書いていることです。

 

ベトナムは今、夏休みなので、毎日、3人の子供が遊びながら手伝いをしています。 中学生位のお兄ちゃん、小学4年くらいの弟、小学1年位の妹です。

 

何時もサッカーのユニフォームを着ている、次男と仲がよいのです。

 

お兄ちゃんと妹は時々、店に居ないことがありますが、“彼”だけは何時も、必ず、お父さんの言うことを聞いて、手伝いをしています。 大人しい彼が可愛くて、何時も、頭をナデナデします。

 

私はひょろっと背が高く、スキンヘッドでサングラスをして、店に入ってくる外国人です。

 

最初は、遠巻きに私の事を見ているだけだったのですが、最近は、私が帰る際に親指を立ててくれる様になりました。 恐らく、ベトナムでサムアップはそんなに一般的では無いと思います。 彼なりに、映画か何かで見た、“外国人”へのジェスチャーを思いついたのでしょう。

私も、サムアップを返します。

 

この店なのですが、表通りに面しており、いつもお客さんが入っているので、そこそこは繁盛しています。

 

3兄弟ですが、何となく、長男は賢そうなのでサラリーマンになり、妹はキレイな顔をしているので、二枚目の男性と結婚をして、真面目だけど不器用そうな次男がお店を継ぐような気がします。

 

まだ、子供ですが、中学生位になったら、お父さん、お母さんに料理を教えて貰って、お店を切り盛りするのでしょうね。

 

店の中に、気を緩めると、転げ落ちるくらい急な階段があります。 階段を登ると、ロフトの様な中二階があります。

大きさは四畳半くらいでしょうか?

時々、人が出入りしているので、恐らく、家族は“そこ”に住んでいるのではないか?と思っています。 あまり、キレイではない、部屋の周りには生活感があるのです。

 

5人家族が住むには、お世辞にも広いとは言えませんが、店に住み込めば、無駄なお金を使わずに済みます。 繁盛店なので、もしかしたら、結構儲かっていて、どこかに家を持っていたりするかもしれません。

ただ、1皿、75円の料理を提供している、めし屋です。 御殿の様な家に住んでいる可能性は低いですね。

 

実は、寡黙そうな次男にビジネスセンスがあり、めし屋をチェーン展開して、お父さん、お母さんの為に大きな家をプレゼントしてあげる様な事があれば、嬉しいですね。

旧正月(テト)には、毎日、ご飯を食べさせて貰っているお礼に、3兄弟にはお年玉を持って挨拶に行こうと思っています。 となると、私も仕事をしなくてはいけませんね。

人様の事を心配している場合では無かった。。。