ベトナムに無事帰還!人生初の中国旅行は滞在時間約30分でした。

先日のブログで書きましたが、ベトナム国内でVISA更新のルールが変わった様で、急遽、一度出国しなくてはダメ!と言う事になってしまいました。

タイやカンボジアを考えたのですが、陸路を4時間北上すると、中国の国境があり出国する事が出来るとの情報をNGUYENさんが持ってきてくれました。

久しく日本に戻っていないので、一時帰国して「富士そば」で演歌を聞きながら、そばを食べたいのです! 卵かけご飯だって食べたい! でも、費用と時間を考えると夢のまた夢です。

 

一日休暇を貰い、中国に行ってきました。

 

ベトナム語が全くダメなので、教務部のフン先生が同行してくれます。

ホーチミンの業者から「公安の印」が押された書類が事前に届いています。 一度、出国して再入国する際に必要な書類らしいのです。 その際に50USDが必要との事。

 

ベトナムでは、こう言った書類手続きがややこしく、間違いが多いのです。 一発でOKになる確立は極めて低いと思います。

 

おまけに出国先が中国ですよ。

 

腹を下して、整腸薬のつもりで飲んだ薬が「下剤」だった。。。の様なダブルパンチの状況です。

 

当日、午前6時10分アパート近くでフン先生と待ち合わせです。 何時もはバイクと車でごった返している通りもこんな感じです。

 

10分前に行ったのですが既にフン先生は到着していました。 当たり前の事なのですが、時間前に到着しているベトナム人はとても珍しいです。

 

7人乗りロングの乗用車が来たので、「おっ!」これなら快適!と思ったのですが、バスの発着所までの移動用で、本チャンはバスだそうです。

 

途中、数人をピックアップして発着場に到着です。

 

こちらが実際に乗る大型のバスです。 シートも超豪華な快適なバスでした。

マッサージも付いている。。。という事で試したのですが、ただひたすら激しくブルブルするだけで、気持ちよくもなんともありません。

 

乗り物でウトウトするほど気持ちの良い事はありませんね。 iPadDEEP PURPLEのMACHINE HEADを選曲〜そして夢の中へ〜〜〜

 

目が覚めると、バスは急坂を登っており、道の両側は山!山!山!です。

 

少し開けた場所に出ましたね。 「The Godfather Coffee」だそうです。

店主が好きなのでしょうかね? 書体までそっくりです。 まさか、クレームが来ることはないでしょう。

 

さて!到着です!

 

あっちに行ったら、ベトナムドンもUSDも使えないのだろうかね? 滞在時間は僅かなのですが、時間を潰すのに、カフェか?レストラン?に入る予定です。 数千円換金しておきましょうかね。

 

さ〜〜〜て どうなるでしょうか!

 

BLOG用にスマホで写真をたくさん撮ろう思ったのですが、ベトナムも中国もデリケートなエリアの撮影は厳しいのでしょう。。。 まして、中国の場合、そのまま帰ってこれなくなるのでは?と思ってしまいます。

 

 

・・・と言う事でベトナムを無事出国出来ました。

パスポートチェックではやはり引っかかりましたね。 そもそも、この時点でVISA1日オーバーしているのです。

One day over stayと言われてしまいました。

そこは、満面の笑みで「スマンスマン」と言います。

 

そして勘弁して貰う。。。 えっ?これって謝れば許して貰えるもんなのだろうか?

 

でも、無事出国する事が出来ました。

 

無知な私はここで「やったー!終わったー!」と思ってしまいました。 当たり前の事ですが、今、ベトナムを出ただけなので、今度は「中国に入る」必要があるのですね。

 

入国の事務所まで結構距離があります。

ここからが本当の勝負です。

 

怒られない距離からパチリ。

Googleを見ても「広西チワン族自治区」なんて書いてあります。

 

チワン族」ですよ。

 

自治区」ですよ。

でも、ここも「ワタシ アヤシイヒト ジャアリマセン」と何とか通過する事が出来ました。

さて、写真も「中国風」になります。

 

こんな散策地図もあります。

 

こんな感じ

 

このオブジェは立派でしたね〜。

ただ、気持ちに余裕がなくよく見る事が出来ず。。。

 

ベトナムと違い漢字表記があるので、何の店か分かりますね。

 

予定としては、1時間ほど、美味しい中国料理にお茶でも。。などと考えていたのですが、店が全くありません。 先程の土産店だけです。

それに、バスの出発は午後1時なのですが、中国に入る時に掛かった時間を考えると、入国したばかりですが、そろそろ、戻らなくてはいけません。

 

滞在時間約30分です。

 

これはパスポートチェックの際に何か言われるだろうな〜〜

 

ここが勝負の場所です。 「入境通道」だそうです。

当然、中国に何しに来た?で引っかかりましたね。

「観光目的」作戦は中止です。

 

急遽、 「中国で働いている私のBOSSに誕生日のプレゼントを届けに来た!」作戦に変更しました。 そのBOSSは何処に住んでいるのか? プレゼントを引き取りに「そこ」まで来てくれたんです! ・・・・・

 

ここでニコニコ顔で日本語が話せる中国人が登場! 話しが通じる点ではありがたいのですが、適当な英語で誤魔化すことも出来なくなってしまいました。

 

何か質問をされても、

「日本語が上手ですね〜」

何か聞かれても

「本当に上手だ〜」

と逃げます。

 

まあ、自分の語学力をこんなに褒められて嫌な気持ちになる人はいませんね。

 

最後は

 

「OK」

 

ベトナム入国時に50USDがと書類を提出するはずです。 ただ、それらしき用紙もカウンターもありません。

 

藤田弓子さんの様なニコニコベトナムオバちゃんがいたので、尋ねてみました。 直ぐ近くの小部屋を案内され待っていると、公安の服を来たニコニコおじさんが入ってきます。

この「ニコニコ」と言うのは緊張が解けますね。

 

予定通り50USDは支払いましたが、何故か書類を書く必要もなく祖国?ベトナムに帰ってくる事が出来ました。

 

オーバーステイだし、滞在時間30分で、絶対にすんなり行かないと思っていたので、個人的には奇跡です。 飲まず食わずだったので、中国旅行?記念に、甘いお茶を買います。

 

この国境エリアはベトナム語と中国語が混在しています。

3歳のリンちゃんと仲良くなりました。

 

2年9ヶ月住んでいると、私の中ではベトナムが完全にホームです。 アパート近くで何時もの飯を食いながら激しく幸せな気分に浸ってしまうのでした。