会長のチュングエンコーヒーOPEN!そしていつもの事ながら、フェイドアウトするパーティなのでした。

私が勤務しているTHUAN AN KYOTOの会長の店、Trung Nguyen Coffee(チュングエンコーヒー)が本日OPENしました。 日本にいると、全く馴染みの無いこの“チュングエンコーヒー”なのですが、ベトナム人、もしくはベトナム通にとっては、知っていて当たり前の正統派カフェなのです。

ベトナムには半端ではない数のカフェがありますが(特にホーチミン)このチュングエンコーヒーは、一番のお気に入りのカフェです。

自分で淹れて飲む珈琲が一番美味しいのですが、時々、無償にベトナムコーヒーを飲みたくなる事があります。 そんな時は迷わずに、チュングエンコーヒーです。

 

ホーチミンの友達、TIENさんに初めて連れてきて貰った時は、あまりの美味しさにビックリしました。 チェーン展開をしているので、ベトナム中にありますが、高めの価格設定なので「ガキンチョ」がおらず、ゆっくりと読書をしたい時などは最高です。

 

さて、本日はオープン日という事で、仕事は午前10時で終了。。。 学校のスタッフ、みんな揃ってお店に行くことに。。。 到着してビックリ。。。

そうか〜〜〜ベトナムでは開店日に良く、パーティーをやるのです。 ただ、お店を拝見して、珈琲を飲み、「ハイ、ごちそうさまでした」かと思っていました。

 

道路を完全に封鎖して、巨大なテントが設営されパーティーの用意が完了しています。 レッドカーペットが敷かれた立派なステージもあります。

我が教育部が到着するはるか前に、対外部のスタッフは現地入りして、パーティーの準備をしていた様です。

 

▼高級住宅街の一角にあり、立地も最高です。

 

▼インテリアも「これぞ!チュングエンコーヒー!」です。

 

▼お祝いの花もたくさん届いています。 ベトナムではこの巨大な花を二人乗りのバイクが持ってきます。

 

▼「おっ!アオザイを着た美女が!」

と思ったらウチの実習生ではありませんか。 普段は髪をアップにして、学校の制服を着ていますが、こうやって見ると皆さん格好良いのです!

 

彼女たちは既にフツーに日本語が話せるレベルなのですよ。

 

「先生も一緒に写りましょう」と誘って貰ったのですが、このピチピチの娘さんの間に割り込むには相当の勇気と図々しさが必要ですね。 丁重にお断り致しました。

 

テントの端の方で、料理の準備をしています。 ▼学校のスタッフもお手伝いです。

 

▼日本で言う所の獅子舞が盛り上げ、乾杯!(ベトナム語ね)でパーティーが始まるのです。

 

▼料理も色々と出てきました。

 

飲み物はコーラとベトナム焼酎です。 水、お茶、ビールと言った「中間の飲み物」が無いのですね。

氷がないので、お酒が飲めない人たちは、生暖かいビールを飲みます。 文化の違いは面白いです。

 

パーティーが始まり30分もすると、顔を真っ赤にして、テーブルからテーブルを渡り歩く「乾杯オヤジ」が出てきます。 「モッ、ハイ、バ、ヨー!!」の合言葉でショットグラスの焼酎を一気飲みします。

この乾杯と握手が延々と続くのです。

500ml位のボトルに入った焼酎が無くなったと思ったら、ポリタンクが出てくるのです。

これがベトナム流です。 ベトナム版の大五郎」とでも言いましょうか。。。

 

ステージでは、恰幅の良い女性が真っ赤のホットパンツ姿で、ラテンの音楽に合わせ歌を歌っています。←パーティー専門の歌手なのでしょう。

 

ベトナムに来て、「面白いな〜」と思ったのですが、今回のパーティーに限らず、結婚式にしても何となく始まって何となく人が減っていくのです。 始まりは乾杯があるとしても、時間が経つにつれて何となく、段々と人が減っていくのです。

結婚式は結構寂しいですよ。 新郎新婦やご両親がいるのに、会場は徐々に閑散としてきてステージで酔っ払った親戚が寂しくカラオケをしているのです。

 

この店はアパートからバイクで10分程度の場所なので、時々、寄らせて貰うことにしましょうね。

 

ホーチミン校からやってきたガ−先生です。

 

▼何時もお世話になっているグエット先生。 酔っぱらいに絡まれ、乾杯に付き合わされるのですが、飲めないので「チロッ」とグラスを舐める仕草が可愛いのです。

本日はご馳走さまでした!実習生の皆さんお疲れさまでした。