TIENさんと彼女と海鮮鍋を食べに行く。何かのバチが当たったのか?バイクのタイヤは穴だらけ。

土曜日の本日は半ドンです。「半ドン」は学校のテキストに書いてありませんね。 昨晩、友達のTIENさんからメッセージがあり、私の為に珈琲豆を買ってくれたそうなのです。

TIENさんは同僚のNGUYENさんから紹介して貰いましたが、技能実習生として日本で働いていた過去があり、日本語能力検定2級も持っているので、コミュニケーションを取るのは全く問題ありません。

何時もニコニコ顔で素晴らしい青年です。 彼の彼女も日本で働いていましたが、つい最近帰国しました。 TIENさんほどではありませんが、彼女も日本語で会話をする事が出来ます。 現在、二人共、私と同様に送り出し機関で働いています。

 

そして、本日の午後一緒に食事をする約束をしました。 TIENさんとは何度もご飯を食べていますが、今日は私のチョイスで「海鮮鍋」です。 この店は同僚のフオンさんに教えて貰いました。彼女は同じ職場でしたが、今は、ホーチミン校に勤務しています。

 

考えて見れば、今、働いている送り出し機関も、このフオンさんに誘われたのです。

 

ホーチミンに居た頃、私はインターネット経由でベトナム人に日本語を教えるアルバイトをしていたのですが、フオンさんはその時の生徒だったのです。 ホーチミンで会い(下心は無い!)食事をした際に、日本人教師が足りないので。。。と言うことで誘って貰ったのでした。 ベトナムに来て、3年半、たくさんベトナム人の友達が出来ました。 そして、彼らにチャンスを与えてもらい、助けても貰いました。

 

今の送り出し機関の仕事というのは、そんなベトナム人に対しての恩返しなのです。

 

上記のフオンさんと同様、生徒にミーさんがいます。 私の授業を受けていた頃、彼はまだ日本で働いていたのですが、帰国後、やはり送り出し機関で働いています。 彼からも「会いましょう!」と連絡を貰い初対面で焼き肉を食べに行きました。

 

これって不思議です。 一緒に勉強していたとはいえ、他人だしおまけに外国人です。 でも、実際に会うというのは、何かのお導きだと思うのです。

 

ミーさんも明るくて素晴らしい青年です。 私が暮らしている環境が「そうだから」だと思うのですが、ベトナムでは「良い青年」しか会ったことがありません。

 

ある日、ホーチミンで世話になった日本人の友人から、ハノイにある日系企業ベトナム人日本語教師を探していると連絡がありました。 その会社に出向き、週に数回ベトナム人のスタッフに日本語を教えるらしいのです。 迷わず「ミーさん」を紹介しました。

 

昨日、ミーさんからは無事、初回の授業が終わった。。。と写真が送られてきました。

※モザイクだらけで失礼します。

1年間の長丁場ですが、彼なら頑張ってくれるでしょう。 彼にとっても1年間日系企業に出入り出来ると言うのは大きなチャンスです。 彼の将来にとってプラスになればこんなに嬉しい事はありません。

 

さて、TIENさんとは午後1時に待ち合わせをしてレストランに向かいます。 3年半も住んでいると日本人の私がベトナム人に美味しい店を紹介すると言う逆転現象が発生します。

 

食事の前にTIENさんには通訳をして貰いたい事があります。 数日前に空気を入れたばかりのバイクの後輪が、もう、フニャフニャなのです。 カーブの際にお尻が流れる感じです。

 

レストランの前にあるバイク屋に愛車のLEADを持ち込みます。 チューブレスなので、パンクをしても、一気に空気が抜けてしまうことがないのです。

 

リフトに乗せて、二人がかりで石鹸水を塗りながら、パンク箇所をチェックして貰います。

修理箇所は白のマーカーで丸印を付けていくのですが、1箇所、2箇所・・・・・5箇所・・・7箇所。。。 なんと、7つも丸がついてしまいました。 おまけに釘が刺さっている所もあります。 そんなトンデモナイ所を走ったつもりはないのですが。。。

パンク修理は1箇所に付き40,000VND(約200円)かけることの、7箇所なので、合計1,400円程度です。 ただ、これだけ盛大に穴が開いていると、今後どうなるか?分からないとの事です。 仰るとおりです。 新品のタイヤに交換です。 490,000VND(約2,450円)アタタタタ。。ガーさん帰国までに予定外の出費です。

 

海鮮鍋が美味しいこの店もフオンさんに教えて貰いました。 海老、イカ、シャコ、貝。。。ちょっと辛いスープが美味しいのです。 食事をしながらも、TIENさんからは、「これは日本語で何?」「これは日本語でどう言う?」の質問攻めです。 私が答えるごとに、スマホにメモしていきます。 食事の時間だけで幾つの単語や表現を覚えた事でしょうか? 彼の素晴らしい所は一度聞いただけで、覚えてしまうことです。 未だに数字に苦戦している私とは脳みその柔らかさが違います。

珈琲豆も頂いてしまいました。ありがとうございました。 おまけに、ご馳走にまでなってしまったのでした。。。 こちらから誘っておいて、申し訳ないのです。

ガーさんが帰ってきたら、今度は4人で食事に行きましょうね。

 

アパートに戻ってからは、Godfatherの続きを見ます。

 

鍋の締めに、麺まで食べたので夕方になっても大してお腹が空きません。 1階のおばちゃんの店で「ベトナム肉まん」でも買いましょう。 文字が読めないので、適当です。 白くてデッカイのを1つと、黄色いのを1つ。

日本の肉まん同様、蒸し器の中に入っており、肉まんの裏には「紙」が付いています。 日本の場合は、くっつかない様につるつるとした紙が使われていますが、ベトナムの場合は「モロに紙」です。 これは、全く剥がれません。

袋に入れる際、おばちゃんも一応剥がしてくれるのですが、全然。。。。

 

この国であまり細かい事を気にしていたら何も出来ません。 少しぐらいの紙は一緒に食べてしまうのです!

多少の栄養はあるでしょう!

いや、、、無いか。。。