54歳にもなって・・・待ち遠しくて堪らないクリスマス!

クリスマスにワクワク+ドキドキしたのは何歳の頃だったろうか? 小さい頃は単に、欲しかったおもちゃが買って貰えるので、クリスマスが待ち遠しかったです。

KFCなんてまだまだ、少なかったです。 イブには、お母さんがスーパーで鳥のもも肉を買ってきてくれました。 「足」の部分にアルミホイルを巻いて齧り付くのです。 シャンメリーは今でもクリスマスの定番ですね。 これが昭和のクリスマスでした。

元の妻は、上野駅から高崎線で1時間弱の北本市と言う場所の出身なのですが、旧家だったので古風なクリスマスを過ごしていた様です。 小学生の頃、友人のクリスマスパーティーに呼ばれた時に、生まれてはじめて「鶏の唐揚げ」に遭遇したらしく、「この世にこんな食べ物があったのか!」と驚いたそうです。 家に帰り、お母さんに「友達の家で“こんな料理”を食べた」と話し、再現した貰ったらしいのですが、出てきた料理は全然違ったとか。。。

 

基本的に大勢でワイワイ騒ぐのは、好きではありません。 この季節になると、パーティーや忘年会に誘われるので、断るのに苦労します。

 

ただ、今年のクリスマスは違うのです。 ガーさんの娘たちが、ハノイにやってきます。

 

・・・実は日程がずれました。。。 25日に長女、ティーちゃんの試験があるらしく、クリスマスが終わった26日にやってきます。 まあ、街のガヤガヤが落ち着いた頃なので逆に良いかもしれませんね。

 

ガーさんの故郷、クワンビンからハノイまで夜行バスで約8時間掛かります。 25日の夜バスに乗り、26日の早朝ハノイに到着します。

 

私は出来るだけ長く娘たちと一緒に過ごしたいので、26日は仕事を休み3人を迎えたいのですが、ガーさんは給料が減るので勿体ないと反対です。 色々と物入りな年末、その意見は正しいのですが、このガキンチョの様なワクワク感を抑えることが出来ません。

 

26日、ハノイに到着したら3人揃って、私のアパートに来ます。 恐らく、日の出前に到着してしまうと思います。 この時間では、何処にもいけません。

 

さて、自分の母親の交際相手のアパートです。 歯ブラシは2本あるし、クローゼットにはお母さんの洋服も入っています。 次女のヌちゃんは6歳なので、何も分からないとして、13?14歳のティーちゃんは何を思うのだろうか? お母さんだって一人の女ですからね。 恋愛をしたって、再婚したって良いと思うのです。 ただ、3年ぶりに帰国した途端に、ガイコクジンと一緒に暮らし始めるのはどう思うのだろうか?

 

ガーさんと籍を入れれば、二人の娘は正真正銘「私の娘」になります。

 

ハノイには二泊するのですが、私のアパートに泊まるそうです。 私はふざけて「川」の字より1本多いね。。。と話していたのですが、冗談でなく本当に一つのベッドに4人で寝るそうです。 クイーンかキングサイズのベッドですが、4人で寝るには少々窮屈です。 でも、こんなハチャメチャで楽しい夜は人生初なのです。

 

ガーさんが帰国して、日常の中に「非日常」が増えてきました。 これはとても喜ばしい事ですね。