パートナーに冗談を言い、戯け、笑いを取っている自分に驚く

ガーさんとの結婚ですが、亡くなったご主人の5周忌が済んでから・・・と言うことになりました。 私も賛成です。 という事で法律的には暫く独身状態が続きます。

ガーさんは私の伴侶であると同時に、二人の子供のお母さんと言う面もあります。

 

娘たちに対してはとても厳しいのです。

 

そんなに大きな声を出さなくても。。。と言う位デッカイ声で叱ります。 キチンと叱ることが出来ない日本人が増えている中、これは見習って頂きたいですね。

私も思いっきり叱られる事があります。 自分の身体を大切にしないと、ガーさんから思いっきり叱られるのです。

空きっ腹で薬を飲んだり、夜遅く珈琲を飲んだりすると「ダメッ!」となります。 その代わり、私の健康については、神レベルで気を使ってくれます。

 

旧正月期間、約1週間彼女の田舎に行っていたのですが、何処で調べたのか?スターフルーツの葉っぱを煮て、柔らかくしてシャワーの時に身体を擦ってくれるのです。煮汁を身体に掛けてくれます。

肌荒れに良いらしいのです。

スッポンポンになった私の背中を擦ってくれる様は、「介護」の様です。

 

実習生の家に行った時も、お父さんが、帰りにスターフルーツの葉っぱを持たせてくれました。 どうやら、ガーさんが私の為に、スターフルーツの木があるか?尋ねてくれた様なのです。

 

上記以外でも、常に私を気遣ってくれます。

 

「ごちそうさまです」

 

元の妻もしっかりした女性ではありました。 家事は120%完璧です。 でも、私の愛情が足りなかったのか?ガーさんの様な気遣いはなかった様に感じます。

 

今、樹木希林さんの「一切なりゆき」を読んでいるのですが、内田裕也さんとの夫婦生活に関する文章は面白いですね。 一見、気性の激しい裕也さんより、希林さんの方が過激だと言うのです。

 

夫婦はバランスです。

 

似た者夫婦と言うのもありますが、別に似ていなくたって良いのです。 てんでバラバラの方向を向いていたって、仲の良い夫婦がいます。 「極道の妻」なんてのもありますね。

 

ガーさんとは年の差もあるし、国籍も違います。 経緯は違えども、お互いバツイチです。

 

それでも、出会うべくして出会った最良の伴侶だと思うのです。

 

ガーさんは、良く笑います。 私はその豪快な笑い顔を見ると幸せな気分になるので、良く彼女を笑わせます。 外を歩いているときも、私は戯けて見せます。 ガーさんは「オシッコ漏れちゃう・・・」と言い、カラカラと笑います。

 

・・・フト、感じました。

 

パートナーを笑わせるなんて、過去に経験がありません。 どちらかと言うと、ムスッとして、最低限の事しか話さない人間でした。

 

今日本では、40歳過ぎて結婚経験のない男性が相当数いるそうですね。 まあ、どう生きようがその人の勝手ですが、日本国の為にもその人の為にも、一度は結婚することをお勧めします。

 

まあ、悩むことがあったらハノイにいらっしゃい。。。

その時は、美味しいアヒルでもご馳走しましょうね。