こんな時だからこそ、感謝の気持ちを大切にする。

ガーさんに『じゃんけんを挑んでいる』のですが、頑なに拒まれております! 食後に美味しい珈琲を飲みたいのですが、お上から1日1回!と制限するされているのです。

朝食のサンドイッチを食べた後、本日分は飲んでしまいました。

こうなると、物凄い頑固なので諦めざるを得ません。

日本のテレビを見ることが出来ないので、コロナ関連の情報からインターネット経由です。

 

断片的な情報なので、正しいのか?精査する方法も無いのですが、喫煙所でタバコを吸う人達や、飲み屋で集団感染する人達を見ていると、良くも悪くも日本らしいなーと思ってしまいます。

この調子で収束を迎える事が出来れば良いのですが、感染の経路が分からずに、潜伏期間が長いとなると、人との接触を一定期間完全に経つ以外、拡大を防ぐ事は難しいと思うのです。

 

平常心を失い始めているのか?ネットでのやり取りもおかしな事になってきました。 揚げ足取り合戦です。

こう言えばあー言う あー言えばこう言う

 

キリがありません。

 

テレビを付けても、ネットを開いても目に飛び込んで来るのは、コロナコロナ!で、自分自身を失い始めてしまった方々が多いのでしょう。

私はもう半分くらいベトナム人なので、東京で暮らしていた時の事は忘れかけています。

 

東京で暮らすと言うのは、刺激もあり楽しいですが、本当に疲れます。 そんな中で、感染の恐怖や将来の不安を心に持ち日々を過ごすのはほんとうに辛い事だと思います。

 

それが出来れば苦労はしない!と突っ込まれそうですが、こんな時にこそ、少しだけコロナの事を忘れて、『感謝する』事を改めて感じる必要があります。

何に感謝をするのか?

身の回りの人は勿論、身の回りの物、身の回りでも起きている事全てです。

 

禅の教えでしたかね? 『目の前で起きている事に、全身で集中をする』

 

ご飯を食べているときは、テレビでコロナのニュースなんて見ない! 目の前のご飯、おかず、味噌汁に集中します。

 

お箸でお米を口に運ぶ。

口の中でお米の感触を楽しみ、噛んだ時の甘みを感じます。

味噌汁を口にすれば、鼻に抜ける出汁の香りを楽しみます。

 

今日の昼ご飯はガーさんが、魚を料理してくれました。少し前に彼女の故郷から冷凍で届いた『鯖の切り身です』 アパートに到着したときは、狂喜乱舞のガーさんでした。

 

午前中から、ヌックマム、砂糖、鷹の爪、胡椒などので煮付けてくれました。

これがほんとうに美味しいのですよ。

 

これはガーさんが一生懸命料理をしてくれたからです。

 

折角ですから、硬いゴザの上にある正座をしてご馳走になります。 炊きたてのアツアツご飯の上にある魚を乗っけてくれました。 タレもご飯にかけます。

暮しの手帖

 

コロナで全てのレストランが閉まってしまった今、アパートでこんなに美味しい料理を食べる事が出来るのは、何よりの幸せです。 料理を作ってくれたガーさんに感謝です。

 

結局、ご飯を3杯食べてしまいました。

 

最後の一切れも私のごはんの上にある乗せてくれました。 あれだけ喜んでいた魚ですから、本当は自分で食べたかったのではないでしょうか。

 

今は何をしても始まりません。 ホーチミンの師匠長谷川さんは冬眠に入っています。

 

コロナに関する正しい情報を得るのは大切だと思いますが、気にし過ぎると心が殺伐としてきますね。

人は人です。

地球上全てが大変な今だからこそ、安倍さんや小池さんの事は少しだけ忘れて、日本人の心を以って、日々の暮らしに感謝をした方が良いと思います。